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運動はからだと脳を鍛えてくれる

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしています。


noteでは、「心身ともに健康でいることの重要性」についてシェアしています。何かしらお役に立てたら嬉しいです。


からだを動かすとなぜごきげんになるのか


5年前に一念発起してランニングをはじめるまで、私はほぼ運動をしない生活をしていました。なんせ300メートルも走れなかったんですから(笑)


「怠さが抜けないのをどうにかしたい」「よく眠れない状態を改善したい」「痩せたい」・・・


それらの気持ちからどうにか重い腰をあげ、少しずつ走るようになりました。すると体重が減り、太かった脚は細くなり、肌の調子がよくなるなどの変化が!!!でも、一番嬉しかったのは気持ちが自然とポジティブになり、やる気や自己効力感が高まったことでした。


なぜからだを動かすとごきげんになるのでしょうか。古代ギリシアの医者であり、医学の父といわれているヒポクラテスは、「あなたがふきげんなら散歩にでかけなさい。それでもまだふきげんなら、もう一度散歩にでかけなさい」との言葉を残しています。


『運動脳』の著者アンデシュ・ハンセンによると、「運動は、副作用が一切ない薬だ。少しだけ気持ちが滅入っている人でも、深い苦悩を抱えている人でも、たいていは運動をすれば晴れやかな気分になれるのである」と言っています。


まさに私が体験したこと、そのものです。


運動をするとなぜごきげんになるのでしょうか。感情を制御している脳内物質である、セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンは「神経伝達物質」とよばれる脳内物質で、細胞から細胞に信号を伝え、感情にプラスの影響を与えています。


この3つとも運動で分泌量を増やすことができます。


また、ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士は著書『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』の中で、運動をすると脳から「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質が分泌されるという研究結果を説明しています。


脳は網の目状のネットワークを広げて他の神経とシナプス(神経と神経のつなぎ目)によって繋がり、どんどん複雑化して頭がよくなっていく!その進化を促進するのがBDNFなんです。


昨今、このBDNFこそ、脳内最強ともよばれる物質だということがわかってきました。BDNFは脳細胞がほかの物質によって傷ついたり死んだりしないように保護しています。また新たに生まれた細胞を助け、細胞間のつながりを強化し、学習や記憶の力を高めるのです。そして脳の可塑性を促し、なんと細胞の老化を遅らせる働きもしているそう!!!


運動をすると

・ダイエット
・肌が綺麗になる
・体調が良くなる
・気分が良くなる
・脳の老化を遅らせ、学習や記憶力を高める


これらを体感できるのです!
周りの人から「なんで運動を続けられるの?」と聞かれますが、これらのメリットがあるので、辞められないんです。


運動してみようかな、と思われている方、ぜひ一歩踏み出してください!人生よりよい方向にいくと思いますよ。

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鷹取智子@研修講師、ホスピタリティコンサルタント
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