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令和5年 一級建築士試験 合格!!

2023年12月25日(月)に「令和5年度 一級建築士試験 製図試験」の合格発表がありました。
結果は、合格。

二級建築士から一級建築士までストレート合格することができました。

ようやく、二級建築士受験を決めた日から約2年間続けてきた資格勉強の一区切りをつけることができました。

今回は一級建築士試験合格後の心境について綴りたいと思います。

学科試験や製図試験の学習方法は下記リンクです。

一級建築士試験 製図試験〜合格発表までの期間

試験が終わってから2週間くらいは、製図試験のことが常に頭の片隅にありました。
資格学校の採点会ではA評価だったけど、本当に大丈夫だろうか。本試験ではしっかりと書き漏らしはしてなかったかと。

すでに終わっていることなので、気にしても仕方がない。
でも気になってしまう。そんな日々が続いていました。

ただ、試験が終わったら仕事がさらに忙しくなってきて、試験のことを考える時間さえも無くなり、気づいたら12月になっていました。

12月になると少しずつ合格発表のことを考えだし、合格発表の2週間前あたりから緊張してきました。

そして、会社の方や友人から「一級建築士どうだったの?」と聞かれるため、より一層合格発表を意識してしまいました。
質問に対する答えも「まだです。合格できるかも全くわからないです。」と。

そんな時に上司から「絶対合格してます!!と言った方が良いよ。」と言われました。
その理由は下記の通りです。

  • もし落ちた場合でも笑いごとになる
    →一見ひどい言い方に聞こえますが、周囲は私が努力してきたことを知っています。だからこそ、落ちた時に周囲は何て声を掛けたら良いかわからない。
    私の場合も、落ちたからといって慰められたいわけではない。だったら、「あんだけ受かってるとか言ってるのに落ちてやんの!」というように、周囲の空気を和ますことができるため、良いのかもしれないと思いました。

  • 自分で合格していると信じることで、本当に現実になる可能性があるから。
    →意外と口にすると、実現することってありますよね。これは自分は常に意識しています。

そんな日々を過ごしていると、合格発表の三日前くらいまであっという間にきました。
流石に三日前になると、ふとした時に、試験結果が気になるくらいになってました。

ただ仕事も忙しかったため、前日までいつも通りの日々でした。

一級建築士試験 合格発表当日

合格発表当日は、しっかり寝れていましたが、朝は5時に起きてしまいました。
あまり緊張していなかったと思っていたのですが、やはり緊張していたらしいです。

合格発表は会社で見ました。

発表時間は9時半。

会社のパソコン、iPad、iPhoneあらゆる端末でWEBにアクセス。

ようやくアクセスができて、合格発表のページへ。

自分の番号を発見。

興奮で自分の番号を読み間違えていないか何度も確認。
心配性なので、会社の上司にも確認してもらいました、、、。

自分の番号を発見したときは、嬉しさよりも、
「良かった。やっと終わった。ほっとした。」という感覚の方が強かったです。

まずは仕事を放って、家族、親しい友人に報告して感謝を伝えました。

周囲の人に合格して感謝を伝えるタイミングで、嬉しさや頑張って良かったという気持ちがより一層強くなりました。

一級建築士試験を終えて

一級建築士試験を終えて、資格学校から連絡がきました。
二級建築士から一級建築士までストレート合格したため、合格者インタビューをHPに記載したいとのこと。

インタビューを記載しながら、一級建築士を振り返りました。
そこでどんな気持ちで臨んだのか、何が良かったのかが明らかになったので記載します。

  • 二級建築士から一級建築士までストレートで受験すると、丸々二年間は資格勉強をしなくてはいけません。そのため、その分の覚悟は必要。
    ただ、二級建築士試験の学科試験から学習習慣を定着、学習内容の定着(知識の習得)ができていると、それを微調整しながら積み上げていくだけなので、やりやすかったです。
    個人的な所感ですが、二級建築士の段階から知識に深みを増しておくと、一級建築士試験にとても効果的です。同様に、一級建築士試験の学科試験で高得点をとっておくと、製図試験も知識面で有利だなと感じました。(特に要点記述)

  • 必ずストレートで終わらせる覚悟を持つ
    どこかで甘えが生じてしまうと、合格できないと自分に言い聞かせてました。
    正月も実家に帰省しながら勉強していたし、心身が不調な時以外は勉強していました。
    この強い気持ちが合格できた要因だと思っています。

  • 資格学校に言われたことだけをこなすだけではなく、自分には何が足りないか、どうやったら合格できるかを常に考える。
    資格学校で教えてくれるのは、あくまで基本的な知識や学習方法です。
    その通りに勉強して受かるのならば、全員受かっています。
    基本的な知識や学習方法を知った上で、自分に適したやり方、ゴールに対して自分には何が足りないかを常に自己分析して、計画・実行することが大切だと感じました。

  • SNSを通じて他の資格学校、受験者の情報収集
    他の資格学校ではどんな対策をしているのかを知ることで、自分に足りない部分を把握できることがあります。常にアンテナを張り、視野を広げておくことが大切。

  • 会社内やお客様からの信頼が高まる
    若手は社内でもお客様からでも信頼を得るのが難しい。しかし、一級建築士を取得したことで、客観的に自分を評価してもらえる材料が増えました。世間的にも一級建築士は難しい試験だと認知されているため、若いのに一級建築士を持っているのかと感心されることが増えるはずです。(すでにそのような機会がありました。)

最後に

二級建築士からの日々を振り返ってみると、平日は仕事、休日のうち1日は資格学校、もう1日は自宅で勉強の日々でした。
本当にきつかった。
でも、資格勉強を通して建築の基礎知識は学べて、実務にも多少なりとも活かせた。
ストレートで合格できた。
周囲からの信頼感を高めることもできた。

結果として頑張って良かったなと思います。

今後は他の資格取得や語学の勉強などやってみたいこともあるので、今回の経験を活かして、スキルアップしていきたいです。

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