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#58 献血は社会貢献だけでなく自分貢献にもなる

昨日はお休みで、献血に行ってきました。皆さん、献血にどんなイメージを持っていますか?私はかつて、献血に関する認識が浅く、「いつも駅前で募集してるなぁ」程度の認識でした。

献血を行うようになったきっかけは、よく覚えていない。妻も東日本大震災の時に、まさに社会貢献という形で、会社で募集していた献血に1回行っただけだ。ただ、献血経験者として、私にお勧めしていた気はする。

初めての献血は、娘が3歳か4歳くらいだろうか。カフェでゆっくりしたいんだけど、小さい子連れだと落ち着けないなぁと悩んでいたところ、妻が「献血ルーム行ってみない?」と提案したくれたと記憶している。

献血ルームは、(場所にもよるようですが、)子連れでも安心の遊戯スペースがあり、しかもお菓子も無料で食べられたりするので、うってつけ。そんな理由でした。たしかに、実際に行ってみて、その通りでした。これはいいなと。

まぁ、初めは本質とは違う目的で献血ルームを訪れました。でも、実際に400ml献血を行い、何というか体軽くなるというか、あぁ、血が減ったんだなぁみたいな感覚を経験してみて、献血ってどういうことなんだろうって。献血ルームにある説明書みたいなのを読んだ。

医療現場では、常に血を必要としている。あぁ、そうだよね。こんな当たり前なことなのに、献血募集の前を通り過ぎる時に、何にも知らなかった自分が恥ずかしくもなったのを覚えている。

「献血はいのちを繋ぐボランティア」

献血は立派な社会貢献だと知り、可能な範囲で、献血に協力することにしました。献血を始めたころは、定期的に海外出張に行っており、条件に合わず献血出来ないこともありましたが、タイミングが合えば必ず行くようにしました。

社会貢献って強制されるものでは無いと思いますが、実感できた時には、気分が晴れやかになります。共感してもらえるか分からないけど、廊下や道に落ちているゴミを拾った時と同じ気分です。書いていて思い出しましたが、2年前までは出向先の会社のCSR活動で、お台場海浜公園のゴミ拾いをやってたのですが、その時もCSR活動が云々の前に、ゴミ拾いという行為が心地良かった。

社会貢献しながら、自らも心が洗われるというか、すっきりできる。結局、自分が大事なのか、と思うかもしれないが、それでいいんだと思う。社会貢献が気軽にできるってことだから。

10~30代の献血率が減っているらしい。グラフを見る限りでは、30代が大きく減っている。30代半ばの私はまだ献血という分野ではギリギリ若者だ。出来る限り健康を維持して、健康な血を提供したいと思う。そうそう、健康維持しようというモチベーションも上がります。

この記事を読んだ人、特に若者が気軽に献血に行ってくれれば嬉しい。何度も言って恐縮ですが、強制されるものではないので、行ってみようかなと思ったらでいいんです。私なんか、献血については、ほぼ知識ゼロで、子連れでゆっくりが目的で、献血ルームに行ったので。