阪上かおる

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最近の記事

タイのサスティナ消費①

タイに出張があったのでどうせ行くなら...とサスティナ消費的な観点で回ってみた。 仕事との繋がりから比較ができる小売りにおけるサスティナ商品事情をレポート。 もちろん住んでおられる方ほど濃密な情報でないことはご承知おきください。 タイでは2月から「レジ袋配布禁止」となったこともあり大手CVSでも写真のように入口からエコバックのアピールがされていた。お金を払えばもらえるのではなく、お金を払ったところでPlasticBagは出てこない。ここがすごい。 また、それを日本のように

    • 「消費とは投票である」enter

      私はお買い物大好きな無類の消費家(こんな職業あったら最高だな・・・)だと自負しています。特に食べ物とファッションにはついついお金を払ってしまう。 2018年頃、マイクロプラスチック問題で環境配慮が叫ばれ始めた頃、日本でも”SDGsブーム”(あえてこう呼びます)が巻き起こりました。もれなく私もその流行(=ファッション)っぽい波に乗るべく、SDGsの勉強会に参加してみたところ、その辺りから一気に「環境配慮と消費の関係性」に対する概念が変わりました。 まず、SDGsとは”持続可

      • 奥深き自己紹介の世界

        年始から元気よく!と思っていたのに3週目にして発熱でダウン⤵️ようやく回復したのでnote再開~✨ 先日、期間限定で参加しているワーキンググループのキックオフがあり、初回ということで「自己紹介」がテーマ。 そういえば、自己紹介のやり方って教わったことないな…人生で避けて通ることができない自己紹介… 大きなミスをしたわけでも赤っ恥をかいたことがあるわけでもないけれど、あまり良い思い出がない。いち人見知りとしては、あの空気感が耐えられない。シーンと静まり返った空間と時間。

        • イノベーターのDNAをゆるく学ぶ

          珍しくNHKの朝の連続テレビ小説を見ている。 「まんぷく」。 カップヌードルの産みの親、安藤百福氏の半生が描かれていて、地味ながらも破天荒な百福さんと奥様の奮闘ぶりがみどころ。 仕事でこちらのメーカーとお付き合いしていて、とっても不思議で素敵な会社だなと思っていたこともあり、ドラマからも今に通じるDNAを存分に感じられる。変化の多い今にあって著名な起業家がよくおっしゃることは往々にして「まんぷく。」のエピソードとして組み込まれている。 「世の中のためになる仕事」劇中で萬

        タイのサスティナ消費①

          何かをやることの理由

          以前、NewspicksアカデミアでOWNDAYSの田中社長のお話を聞く機会があった。 モデレータはコルクの佐渡島さん。開口一番「なんでOWNDAYSを買ったんですか?」の質問に対して「いやー何でですかね、特に理由はないですよ」と。 聞いてる側として一番気になっていた質問を一番にしていただき、おっ!!!と思っていたのも束の間、“特に理由はない”と! そんなことってあるの? そんなことってあるのだろうか? 理由もなく会社を買っちゃうことってあるのか? まさに疑問が疑問を

          何かをやることの理由

          平成最後の…

          本日、御多分に漏れず皇居の一般参賀に行って来ました!(東京にいる醍醐味!) 今年の4月で“平成”が終わるわけですが、振り返ってみれば自分は4歳で平成元年を迎え、人生のほとんどを平成のうちに過ごした。 バブルも平成の大不況も、阪神淡路大震災も生活の一部として実感を持って通りすぎてきたから、事実以外の何物でもない。世代のせいか何なのか、自分も極めて現実主義だ。 一方で、気合いと根性、努力!みたいな精神性は昔ながらだし、モノへの執着もまた”昭和感“漂っている自分。 大晦日の

          平成最後の…

          2019年にようこそ。

          またひとつ、新しい年を迎えました。 この1年はゆっくり、だけど確実に何かが動きそうな気がしています。 今私はとある小売企業に勤めて新しい商品の企画をすることでお給料をいただいています。 数年前からなんとなく、個人より企業名が通用してしまうこの環境にやや疲れてきていました。 会いたい人に会えること、お取引先がさまざまな努力をしてくださることは会社の名前があるからだ、と“決して自分の力ではない” ことに納得できずにいました。もちろん何事も一人ではできないのだけど、「自分」が

          2019年にようこそ。