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イノベーターのDNAをゆるく学ぶ

珍しくNHKの朝の連続テレビ小説を見ている。
「まんぷく」。

カップヌードルの産みの親、安藤百福氏の半生が描かれていて、地味ながらも破天荒な百福さんと奥様の奮闘ぶりがみどころ。

仕事でこちらのメーカーとお付き合いしていて、とっても不思議で素敵な会社だなと思っていたこともあり、ドラマからも今に通じるDNAを存分に感じられる。変化の多い今にあって著名な起業家がよくおっしゃることは往々にして「まんぷく。」のエピソードとして組み込まれている。

「世の中のためになる仕事」

劇中で萬平さんがことあるごとに立ち戻る信念ですが、これってまさに今の時代こそ必要。会社とは同じ志を持ったものの集まりであって、利益だけを追求する集団ではなかったはず。
これからは“世の中のためになるかどうか”というものさしが必須。

「応援したくなる魅力」

萬平さんが進駐軍に捕まったところで、いろんな人が助け出そうと力を貸してくれる(個人的には牧善之助が出てきたところがつぼ)のですが、“人から助けてもらえるのも才能”。今の時代も何かを成し遂げてる人って、助けてあげたくなる魅力、応援したくなる魅力を持っている。

「今ないものを創る」

劇中では、幻灯機、根菜切断機、栄養食品を作ったりしていますが、その時代に生きていないとなかなか実感が持てないもの。安藤百福さんは最終的にインスタントラーメンを発明するわけですが、まさに“先行者利益”。おそらく日清食品は数十年先にもフロントランナーであると思う。ルールを変えたものだけが生き残れる。

いずれもこれまでのやり方が通用しなくなりつつある昨今、著名な起業家の方々が口にしているようなエッセンスは少なくとも数十年前から変わらない普遍的な要素だということ。

イノベーションをゆるーく学ぶのに最適な連続テレビ小説「まんぷく。」です♪

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