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【現地採用】#14 ついにこの時が?転職を決意したある事件

こんにちは。
トミーです!

これまで現地企業で味わった苦労を事例を交えながら紹介してきました。
※そこでの同僚との確執、トラブル等は以下をご参照ください。

【現地採用】#4 困ったことは全部日本人?現地企業で味わった苦労(その1:梁さん編)|トミー@広州|note
【現地採用】#5 私は定時で帰ります!現地企業で味わった苦労(その2:李さん編)|トミー@広州|note
【現地採用】#7 自分を守る事で必死?信頼していた部下からまさかの裏切り!|トミー@広州|note
【現地採用】#8 嫉妬は中国も同じ?昇進した瞬間に起こる私を取り巻く環境! | 記事編集 | note
【現地採用】#9 いきなり激高?上司であろうと思ったことを口にする中国人部下(林さん編)|トミー@広州|note

さて、いろいろなトラブルを経験、苦労はしましたが、なんとか自分を保ち仕事をしておりました。
但し、ある事をきっかけに転職を考えるようになりました。
今回はそのきっかとなったトラブルについて解説したいと思います。

前後しますが、日系企業向けに商品を売る企業に勤めていました。
もちろん相手は日系企業の方ですのでもちろん日本人の仕事の仕方で業務を行っています。

ある時日系の大手企業との取引が決まりました。
もちろん大手企業なので、これまで別の取引業者が数社いました。
なぜうちの会社が選ばれたかというと①日本人が営業担当としていること、②日本人的な管理方法で対応していること、の2点を営業提案しお客様の信頼を得られたことが受注につながりました。

受注後順調に取引は進んでいたのですがある時追加の発注を頂くことになりました。お客様から追加発注の納期は生産活動に影響するため厳守して欲しいとの発言がありました。
私は重要な案件のため総経理、副総経理、購買担当者、営業アシスタント+私の5人で意思疎通を取るために会議を設定し、納期は問題ないという確認を取りました。

ただ、いざ納期一週間前になり、購買担当者から納品が遅れるという連絡がありました。私は再度上記メンバーで①納品が遅れる理由、②納期までに納品出来る方法はないか、確認会議をおこないました。

その会議でサプライヤーにも電話でつなぎ、追加料金を払えば納期前日に納品することが可能という回答を得らえました。
追加料金を払うことに対して総経理はとてもイライラしていましたが、重要な顧客であることを訴えなんとか支払うことで解決することになりました。

ただし、その後やはり追加料金を払うことに対して不満があり、総経理が直接購買担当者に追加料金の支払わずに納品されるよう指示していました。

もちろん私はその事実を知る事なくお客様には無事に前日に納品出来ると伝えていました。

数日後納品日となり私は本当に納品されるか心配であったためお客様の会社に待機していました。
到着が午前10時にも関わらず納品されずアシスタントを通じて購買担当者に確認したところ午後になるとのこと。
午後は別件があったため私はまずはそちらの対応をしてから再度戻ってくることにしました。

無事に午後の対応が終わり再度お客様のもとへ向かいましたが、未だに納品されていません。すでに夕方17時ごろとなっていましたが、再度購買担当者に連絡したところ本日の納品は無理という回答がありました。

私は少々パニックになりながらお客様にまず本日は納品が出来ないこと、再度状況を確認し連絡すると伝え会社に戻りました。

会社には購買担当者はすでに帰宅していましたが、総経理が残っていました。

今回の経緯もしっているため、総経理に相談するとすぐに購買担当者に連絡しましたが、追加料金を支払わないためサプライヤーからは納品が遅れると回答があったと報告がありました。

私自身は追加料金を支払わない事実も知らなかったのでこれまでの経緯と今後の対策を総経理と話し合いました。

私の対応が悪かったなどいろいろ話を逸らすようなことを言われましたが、
私が知りたいのは納期だけなので再度確認。
なんとか頑張って納品予定日の2日後になることが分かりました。
※結局追加料金を支払うことに。。。

私としては、前回会議で追加料金を支払うと決定しておきながら結局支払うなと指示を出し、その影響でお客様からの信頼を裏切る結果となりました。
その時私もお客様にどう説明しようかとイライラしていたタイミングで総経理から

「納期の調整は営業の仕事でしょう!それが出来ないなら営業やめてください」

と発言がありました。
もちろん追加発注の際にサプライヤーから間に合わないと連絡があれば事前にお客様に調整するのは営業の仕事だと思います。

ただ、自分が追加料金の支払いを拒んだことで遅延。
また今回納品するサプライヤーは弊社と10年以上付き合いがある取引先でした。そのような関係であれば総経理が自らサプライヤーに電話なり訪問すれば解決することだと思います。
それすらせずに購買担当者、営業の責任を追及するのはおかしいと思いました。

これまで同僚との関係に悩んできましたが、会社のためになんとか頑張ってきましたが総経理からそのような発言があったことで転職をする思いが芽生えました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた!


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