見出し画像

[E]「暗黙の了解」上下関係について


私はここ最近「暗黙の了解」について問い質されていました。

まず最初に暗黙の了解とは、口に出さずとも周りが理解している常識的なことを意味します。例えば、エスカレーターの乗る時、東京では左側に立つのが普通ですが、大阪は右側に立つのが普通、といったことです。

私は東京に住み始めて一週間ほど、この暗黙の了解に違和感を覚えました。しかし気付けばそれが自然と体に馴染んでいるのです。大阪に帰ってきた時も最初は変に感じますが、行き来していると自分をコントロールすることにも慣れてきます。


年齢の暗黙の了解

今回ここで使う暗黙の了解は年齢の認知についてです。たいてい私は新しい環境で新しい出会いがあると実年齢より5歳以上下に見られる傾向があります。だから言葉を発すると「しっかりしてるね。」とか「身分証明証お持ちですか?」と大概突っ込まれます。

25歳になってもことあるごとに年齢確認されるので、私は慣れた手つきで免許証を差し出してやります。最初は不服に思っていたものが、いつしかファッションでいう「こなれ感」へと変わっていくのです。


敬語の暗黙の了解

ここで私は、自分だけが相手が年下だと分かっている場合、必ず敬語を使います。どの場面でも基本的にそのようにしていますが、相手が自分が年上だと認知した時には敬語をやめます。相手が年下ならなお自分に対して気を遣うだろうから。(年齢にが5歳以上差がある場合)

もちろん上下関係のある職業では通用しませんが、現在の学校では特にその暗黙の了解を考えさせられました。しかし私はこういった自分の中のルール的なものから脱却しようと試みています。


結論

年齢での言葉の壁=暗黙の了解を無視して、みんなタメ口でいきましょう、ということです。敬語は日本の良き文化であり、敬いの気持ちが示されています。しかしタメ口だと話しやすかったり無理に繕う必要がないといいますか、一枚のバリアみたいなものが無くなるような気がするのです。

よって会社や学校の同期においての関係性が良好になったり、気を許せる対象になり得るのではないかな、と考えました。自分が年長者だからこそ言えることで、相手が同じ考えに至るのかは分かりません。

実際に前職では同期の中で私が一番年下だったけれど、年上の同期の仲間のおかげで同期という一線を超えた、姉妹のような関係になりました。(同期はライバルという意識でバチバチしなかったのは、同期皆が協調性のある方ばかりであるからとも言えます。)


以上、相手が19歳であろうと30歳であろうと、こういったもありなのかな、という自分の中のルールの羽目を外してみたお話でした。

つづく。


最後まで読んでいただき大変恐縮です。堅苦しい記事が多いですが今後も前向きな記事を書いていきますのでどうぞご贔屓にお願い致します🤲🏻少しでもあなたがプラス思考へ導けるよう私もサポートさせてください。