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陰キャが美容院に慣れるまで

おはようございます。
2ヶ月に一回いく美容院代が勿体なく感じます。

トミーです。

無職引きこもりなのに、2ヶ月に一回はペースが早いなぁと思いますが、働いていたころの感覚が抜けません。

幸い白髪は全く無いのですが、カラーが明るいため、プリンが目立ちます。
そして、びっくりするほど軟弱な猫っ毛なため、トリートメントもしたいのです。

爪が弱すぎてネイルはしないし、
地睫毛のナチュラルさが好きなのでマツエクもしない派です。

美容院くらい行ってもいいか。。。
と、自分を甘やかす。

しかし、若いとき美容院に行くのは半年に一回くらいでした。

美容院怖い病

美容師は100%一軍じゃないですか。
もう、高校生のころ怖くて、怖くて。
カリスマ美容師が怖くて、怖くて。
アフロートのミヤムーが怖くて、怖くて。
シザーズリーグの石井竜也が怖くて、怖くて。

美容師『どんな風にしたいですか?』

この質問が地獄なわけですよ。

こちとら、美容、ヘアスタイルの知識皆無の三軍。


がしかし、三軍なりに考えるわけです。
雑誌を見て、好きな雰囲気の人を切り抜いて、
イメージを伝える古典的なやり方を。

『こんな可愛いモデルの切り抜き持っていって内心笑われたらどうしよう。お前がこんなふうに可愛くなれると思うなよと思われたらどうしよう。なら、少しブスめのモデルを持っていったほうがいいのだろうか。てか、そもそも雑誌にブスなんかいない。でも、こんな髪型にしてみたい。どうしよう。なんなら髪型部分だけ切り取るか?いや、そんなことしたら余計笑われる。帰ったあとに美容師同士で絶対“切り抜きカツラ女”って言われるに違いない。地獄の空間で1時間も耐えられない。そもそも1時間一軍と向き合うとか脳ミソ溶ける。しゃべりたくない。雑誌山積みにしてほしい。一生雑誌読ませてほしい。だからといってan・an出されたらフリーズするんだけど。え、an・anで色々勉強しろってこと?an・anの圧がこわい。an・anだけはやめてくれ。』

と、ごちゃごちゃ高速苦悩しながら挑むわけです。
いざ、握りしめた切り抜きを、震える手で美容師に見せると

美容師『あぁ、、、髪質が全く違うから出来ないですね。』

トミー『、、、。(死にたい)』


初手から否定されて、泣きたくなる。
髪質なんか分からないよ。
ビューティフルライフの常盤貴子ならば、どんな勝ち気な返しをしたのだろう。
モジャモジャ頭が艶々の髪になるシーン良かったですよね。

ちなみに私も癖っ毛でして。
今なら
『コテでゆる巻きしたみたい』
『パーマかけたみたい』
と言われる、超絶コスパいい髪質なのですが。

高校生=ストレート命

もはや、ヘアスタイルは詰み。
憧れる髪型には出来ないのです。
ちなみに、ストパーをすると猫っ毛なので、ボリューム皆無になり頭皮に貼り付きます。
やはり、詰み。

とにもかくにも美容院が嫌いでした。

予約するのにメンタルそぎおとされる
(なんて伝えたらいいかわからない)

オーダーするのにメンタルそぎおとされる
(否定されるの怖い)

美容師との会話でメンタルそぎおとされる
(自分のはなしするの苦手)

『このあと、どこか行くんですか?』の質問がメンタルそぎおとされる
(直帰ってダメですか?)

半年に一回の修行だ。


短大生になったころ街中では、やたらカットモデルのハントがありました。

新米美容師の練習台になってくれませんか?

ってやつ。
いまは、やったらいけないらしいですね。
私としては、

無料で美容院に慣れるチャンス


という意味合いで、切ってもらってました。
こちらとしても練習台。
同じ美容師の練習台になっていたので、数ヶ月ごとに行っていたように思います。

そして、美容師はめきめき上達し、あっとゆーまにスタイリストデビューをしたのです。
散々こちらもお世話になったので、その後は、きちんとお金を出して切ってもらうことにしました。

癖っ毛をうまく活かしてくれるカットがとても好きだったし、癖っ毛も悪くないなぁと思えたのは、その美容師のおかげでした。

そして、美容院にも慣れた。


数こなさないと慣れない場所だなと思いました。
今となっては、行くのが楽しい場所です。

美容師とのコミュニケーションも、正直息を飲みながらですが、ここ7~8年は同じ美容師に切ってもらっているので、それも無くなりました。

今から違う美容師に切ってもらうのは、緊張するな、、、


やはり、私には『場数』と『慣れ』が必要です。

いまの美容院は、雑誌は無くてタブレットを渡してくれます。

an・an圧からも逃げられて快適です。


InRedやBAILAあたりを読むの好きなのですが、

意識高い系ママのVERYをニチャニチャ読んでます。

※VERYに出てくるママ大概、元ギャル臭
※旦那は元ギャル男臭
※商社、広告代理店、自営業あるある
※運動会にキャップかぶりがち
※でも髪巻きがち
※どこかしらハイブラいれがち

美容院で、そこまで余裕が持てるだなんて、若かりしころの私には想像つかなかったでしょう。

美容院、これからも2ヶ月に一度いくのでしょうか。
白髪が登場したら、流行りのメッシュ的なやつにしてみたいです。

だから引きこもりなのに、必要あるのか?

今日もありがとうございました!






























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