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20年前の今頃なにをしていたか?

テレビで日韓ワールドカップのシーンが流れていました。
20年も前なんですね。
今年がサッカーワールドカップだなんて知らなかったです。

トミーです。

私はサッカーに無知です。
オフサイドについて、たぶん5万回くらい説明をうけましたが、いまだに分かりません。
文化系なめんな。

唯一あるサッカー知識は、

タカハラッ
オグロッ
ヤナギーサワッ
タマーダッ
マキッ!!!

おぉおおおっ!!!

の、ジーコの件くらいです。
私のサッカーの引き出しには、それしか入ってません。
なんで、驚かれたのかも分かっていません。
サッカー好きな男子はめちゃくちゃ沢山いますが、このネタを話すと光の早さで食らいついてくれます。

『なんで、そこなんだよ!』

つかみはokなんじゃないでしょうか。
ついでに、

『リトバルスキー』

って、唐突に言うのもアリな気がします。
ラモスやアルシンドなんて、つまらないですよね。

『なんで、そこなんだよ!2』

悪そうなやつは、大概友達。
サッカー好きは、大概一軍。

一軍男子と話さなければならないときは、そうやって、しのいでます。

サッカーじゃなくて野球派の一軍もいるので、少し困ります。
野球はさらに知りません。

『ミラクルジャイアンツ童夢くん!』


くらいしか、引き出しがありません。
ちなみに、日曜日の朝やってた野球アニメです。
なんなら、野球少年は、日曜日の朝は野球に出かけていて見てないアニメです。

絶対一軍には通じねぇ。


はなしが、それましたが日韓ワールドカップから20年もたったのですね。

当時は男子みんな、髪の毛寄せてあげる
ベッカムヘアーをしていましたよね
関係ないけど、女子はみんなウルフカットをしていましたよね。

神奈川民なので、日産スタジアムの盛り上がりは異常だったのを覚えています。

当時は短大2年生だったのですが、教授まで浮わついた気分になっており、

『今日、日本戦だから30分はやく講義おわらせましょう。』

と、言い出す始末。
そして、短大の休憩スペースに置かれたテレビ(当時はまだブラウン管だった)に、大勢がむらがっていました。

ちなみに、その休憩スペースは私と親友山田のアジトのような場所。
いつもダラダラだべっては、テレビを勝手に『ジャスト』や『昼ドラ』に変えて見ていました。
※3限に穴あくとこうなる
※ジャストの脱ギャル計画は夢中になった
※愛の嵐や牡丹と薔薇は神ドラマ

さすがに、日韓ワールドカップのときは、まわりの圧により『ジャスト』も『昼ドラ』も見れなかったです。

私も山田も、サッカーに興味ないくせに、でも暇だから何となく観戦をしました。

トミー『サッカーのルールわかるの?』
山田『しらん。』
トミー『ですよね。』

山田『話のタネに見てるだけ。』

さすがは山田。
そうやって、サッカー好きの男どもを、おとすのだろう。

車も詳しくなって、
サッカーさえも好きになるような女ではない。そこまで、尽くす女ではない。

そういえば、それくらいのときに初めて合コンに参加した気がします。

男子全員ベッカムヘアー


時代ですよね。
気合い入れる男子=ベッカムヘアー
それでした。

ひとりのベッカムと、メアドを交換し、それから毎日連絡をとるようになりました。

山田『それは、脈あるやつだね。キリッ』
トミー『脈とは?』
山田『ポンッ(肩をたたく)』
トミー『?』
山田『可愛いやつめ。』

当時恋愛無能だった私は(今もだが)、本気で意味がわかっていませんでした。
その後、ついにデートに誘われたのです。
たぶん、何回か遊びました。
がしかし、わたしのATフィールドが厚すぎて連絡が途絶えました。

トミー『嫌われたんだ、絶対そうだ。』
山田『、、、いや、メール待ちなんじゃ。』
トミー『デートしたからこそ嫌になったんだ。』
山田『、、、、いや、お前からメールしろよ、、、』
トミー『迷惑だから、しない。』
山田『、、、、』

終了。

大人になって考えると、フラグクラッシャーの片鱗がこのあたりから芽生えてます。

そういえば、20年前の6月はようやく、就活を始めたときでもありました。

基本的にヤル気が微塵もない民なわたしは、

学内推薦一択


でした。
学内推薦だと、面接の回数が少なかったりするんです。
しかし、学内推薦だから、

内定したら、断れない。

が、前提でした。
が、しかしヤル気が微塵もない民の私は、金融機関の学内推薦を、何も考えずに受けたのです。

志し皆無。

そして、面接にぼんやり挑む。
面接官は人事の偉いひと2人。
で、お決まりの志望動機を聞かれる。

面接官A『では、志望動機をお聞かせください。』

トミー『はい。、、、、、』

面接官B『あれ?華道部なんだ?』

トミー『はい!』

面接官B『うちの妻がやっててねぇ、何流?』

トミー『古流です。高校生からやってまして。』

面接官B『そうなんだぁ~!免許とるの?』

トミー『今年とろうかなと。』

志望動機を言わずに面接が終わった。

詰んだ。
絶対的に落ちた。
でも、記念受験的な意味でいいか。
いい経験になった。

絶対的に落ちた。


がしかし、

なぜだか内定した。


たぶん、緊張感ない脱力したかんじが良かったのかもしれないです。
おじさんと、世間話しただけの空間でした。
なめてますね。

20年前、19歳のわたし。
社会に出る寸前で、なにも知らなくて、世界も狭くて。

日韓ワールドカップを見ても、なにも感動しなかった。

ケミストリー×Soweluのコラボなんて、どうでもよかった。

何かに夢中になったりしていい年代なのに、つまらなく過ごしていた気がします。

なんなら20年後の今のほうが断然毎日が楽しいよって、言ってあげたいです。

そして、20年後もオフサイドを理解してないよって。

今日もありがとうございました!











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