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『後輩への手紙』

ライブや番組ゲスト出演などのアーティスト活動の日常も少しずつ戻りつつあり、改めて一つひとつのお役目に幸せを感じる日々です。

そんななか、とても幸せなゲスト出演をさせていただきました。

多方面で幅広くご活躍される武内和久さんがナビゲーターを務められる番組、『後輩への手紙』です。(RKBラジオ土曜20:15〜/YouTubeでも配信)

こちらの番組は、ゲストの母校に赴き、後輩代表の生徒へ手紙を送るという内容で、今回は戸畑高校が舞台ということでぼくにご依頼をいただきました。

ご依頼をいただいたのは9月でした。内容的にも、普段からぼくが大切にさせていただいているスクールコンサートや、次世代の子供たちへ夢を届けるという活動ともぴったりですし、有り難くお受けさせていただきました。

そこから、不思議な、素敵なご縁が繋がっていきます。

10月に行われたプロ野球ドラフト会議で、戸畑高校野球部から藤野恵音選手が福岡ソフトバンクホークスのドラフト指名を受けたのです。

OBとしてとても嬉しいニュースでした。

ぼくがホークス和田毅投手の登場曲を歌わせていただいているというご縁もあり、後輩代表の出演者が藤野恵音君に決まりました。

いつかホークスのスタジアムに応援に行くことを楽しみにしていた矢先、思いがけず母校での対面が実現しました。

番組では武内さんのナビゲートで、インタビュー、対談が進んでいきました。超レアな、戸畑高校校歌を藤野君とぼくで歌う場面もあります^_^

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そして、ぼくの手紙は、やっぱり“歌”です。

まさに、戸畑高校時代に夢や居場所を探していた頃を思い出して書いた「明日への翼」。

夢を叶えることができた今、当時の自分にどんな言葉を贈れるだろうと思いながら詩を紡いだ歌です。

だからこの歌の内容はまさに後輩への応援ソングであり、藤野選手への手紙として選ばせていただきました。

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直筆で「明日への翼」の歌詞を書かせてもらった手紙もお渡ししましたよ。

本来は番組の内容は以上だったのですが、せっかくいただいた機会ですから、在校生の皆さんにも、3曲だけですが応援ソングを届けさせていただきました。

「明日への翼」、「傷つきやすいきみへ」、「21」を歌いました。

学校側も番組サイドも、快くミニライブの時間を割いていただきました。本当にありがとうございました。

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演劇部の顧問でありコンサート会場での舞台スタッフ経験も豊富な大村先生が、素晴らしいステージを用意して待っていてくださいました。生徒さんたちも快く手伝ってくれたそうです。

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朝礼のときのような通常の体育館を想像していましたので、この舞台を見たときは驚きましたし、歓迎と期待がとても嬉しかったです。

高2のときに文化祭で人生初ステージを経験した原点のこの舞台、このピアノで、21年ぶりに弾き語りをしました。

母校という特別な場所で、会場には恩師の姿もあり、珍しくけっこう緊張もしました^_^;

あの頃、暗闇に一筋の光が射したこのステージに、今はコロナで離れていたステージへの帰還という光が射しました。

実に多くの方々による応援や、ご縁により、お陰様で実現した出演でした。

コロナで一度は途絶えたコンサート活動や番組出演。

その一つひとつが、どれだけ人の応援や期待により成り立っているものか、今まで以上に深く実感しています。

その想いに感謝して、いただいた役目に、自分が磨いてき技や経験を活かし、歌を捧げていくこと。

“人の想いを歌にして繋ぐ“というモットーの意味を、自分自身改めて強く認識した一日でした。

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お互いにサインとエール交換。

藤野恵音君がプロ野球という世界で自分らしい大輪の花を咲かせていくことを、心から応援しています。

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明日もあなたに良いことがありますように♪



よろしければサポートをお願いします! コロナによりライブ中心の音楽活動は難しくなりました。 しかし変革のチャンスにして、レコーディング、撮影、配信機材を整えています。いただいたサポートを更なる向上と持続に活かし、ますます有意義であなたにお楽しみいただけるnote発信を続けます。