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夢日記 〜体育館と初めての売店〜

初めてのお店
ぼくは電気の付け方も知らない
そんなぼくの立ち方を
かわるがわる見にくるひと
お客さんはまだ来ない
クラスの女子の友達たち
今でも仲良くつるんでた
だけどほんとのところはだれも
知らない 見えない 気づかない

体育館で地べたに座り
ぼくの靴は片方だけ
恥ずかしそうに隠してた
さっきの女子のひとりだけ
姪っ子捕まえ抱えてた
何が起きたか分からぬまま
みんなは大きな声あげた
ここが出番と裏声で
お猿のように叫んだよ
高く響けと叫んだよ
たちまち扉が開いたらば
業者のような助けが来たよ

目的探した車から
見知らぬ街を走ったよ
坂道 曲がり道 行き止まり
知ってるような 見知らぬ街
古いような 新しい街
車はあるが歩行者いない
薄暗がりは 夜明けか 夕暮れ
セピアのような 色付く街角
あの丘は 一体どこのニュータウン

憧れ続けた先輩と
坂道の途中で出会ったよ
振り向く笑顔はいつだって
もぎたていちごの果実のよう
ぼくから見えないその気持ち
嬉しかったとようやく知った

うたを歌った先輩も
ようやくみんなで出会えるよ
少し夜からやってきた
月と太陽出会う丘

今夜はひとりでこの店を
閉めなきゃいけない初めてで
突然消えた電気さえ
どこがボタンかわからない
だけれど大体どこだって
ここだと思う入口の
ボタンを押せば明かりは付くよ
だから今夜も大丈夫
きっとぼくなら大丈夫
きっとぼくらは大丈夫

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪



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