【YouTube出演】フリーランス広報として活躍する方法~動画では語りきれなかった部分をnoteでお伝えします【前編】~
フリーランス×広報の方が集まる無料コミュニティ「フリーランス広報47」を主宰するとみまつです。
今回は「フリーランス広報として活躍する方法」について、令和PRさんが運営する公式YouTubeチャンネル『MIGIUDE〜経営をPRで加速する〜』でお話しさせていただきました!
テーマは「フリーランス広報として活躍する方法」。
フリーランスは、仕事の時間も場所もコミュニケーションも全て自分で選択できる一方で、責任も全て自分にあります。企業広報とはまた違う責任を背負っているフリーランス広報ですが、だからこそできる「フリーランスで叶えられる広報キャリア」「外から広報を支援することの価値」についてお話しております。
※動画【前編】:「フリーランスで叶えられるキャリア」はこちら↓↓
フリーランス広報のコミュニティを主宰しているという点で今回フリーランス広報代表としてお話しさせていただきましたが、私自身もフリーランス歴は4年程度。広報歴もまだ10年。この道を極めていらっしゃる方々にはまだまだ及ばない部分も多くあり、日々反省の繰り返しですが、今回の動画を通じて、広報さんの次の一歩に何かしら継がってくるものがあったら、私自身とても嬉しいことだなと思っています。
YouTube動画という特性上、言葉の真意を詳しくお伝えできていないので、このnoteでは、動画の補足として私の考えについてお話しさせていただきます!
フリーランス広報に求められるスキル
まずは動画の中でお話ししているスキルについて。私が考えるフリーランス広報に必要なスキルは、主に3つです。
1. 柔軟性
フリーランスは、お仕事を発注してくださるクライアントさんありきの仕事です。クライアントさんは「課題」解決のために広報支援を外注しているので、そこへのコミットが必要ですよね。
例えば、広報施策や方法についての最終決定は、クライアントさんにあります。時にはその決定事項が、自分の未経験業務であったり、広報としてやるべきと思って提案した内容の方向性とは違うものに決定することもあります。
ここでお伝えしたい「柔軟性」とは、どのような場合でもクライアントさんの意向に沿うように提案したりチャレンジしようとする、フリーランス広報としてのスタンスです。
2. コミュニケーション力
クライアントさんの課題を理解し、それを解決するためのご支援内容を提案をする際、相手が何を重要視しているのかを会話の中で把握する必要があります。
広報提案が的確か、実行力があるかはもちろん必要なのですが、それ以上に「あなたにお願いしたい」と思ってもらうためのコミュニケーション力は必要です。
広報業務は幅が広く数値での報告が出来ないものも多いので、施策を進める上での”期待値調整”も欠かせません。その点を相手に理解をしてもらうための「伝える力」も必要になってきますよね。
自分のスタンスを押し付けるのではなく、相手に合わせて、互いに合意した内容・範囲内で仕事をすることがフリーランスには求められます。
新規の営業もコミュニケーション力が基本。「あなたにお願いしたい」「仕事がしやすい」と思ってもらえると契約を長く継続してくださるので、その部分のコミュニケーション力を身に付けたいですよね。
フリーランス広報に求められているのは、「広報スキル」だけではないということです。
逆にこの部分に苦手意識のある方は、チームのサポート役に徹したり、会社員として同じ環境や人と長く働ける場所の方が向いているかもしれません。
3.学び続けるチカラ
広報経験の有無を問わず、自ら学び、アップデートし続けることが重要だと感じています。広報の仕事は幅が広く、世の中の流れによってやり方や価値観も常に変化しています。
学びの場は、書籍やYouTube、広報講座や広報コミュニティなど、さまざまあります。経験を増やして学びを深めている方もいらっしゃいます。
誰しも、受け身ではなく常にアンテナを立てて自ら仕事を取りに行く、くらいのスタンスの方と一緒に働きたいと思いますよね。
自己努力がなければ、必要な専門性は身につかない!楽して稼げるなんて、そんな甘い話はないです!!
会社員であれば教育体制が整っていたり、上司や先輩が道を示してくれる環境もありますが、フリーランスは自ら学びに行かないと誰も教えてくれません。
その点が会社員と大きく違う点だと思っています。
フリーランスは自己振り返り必須!
「スキル」についてお伝えする上で、もう1つどうしてもお伝えしたいことがあります。それは、「自分自身を内省し失敗や反省を次に繋げられるか」ということです。
私たちフリーランスは、契約終了=収入がなくなる ということなので、契約終了の際はより今まで以上に自己を振り返る必要があると思っています。
私もこの独立してこの4年、反省や後悔も多く「もっとできることあったかな」とか「どう次に活かせるかな」と日々考えます。
もちろん、「課題が解決した」というポジティブな契約終了もありますし、予算の問題等、クライアントさん都合のこともあります。
一方でクライアントさん側が「契約を終了したい本当の理由」がある場合もありますよね。その本当の理由を告げられることは、まずないので自己の振り返りが必要です。それが出来なければ何度も同じことを繰り返してしまいますからね。
会社員の場合は社員を教育する必要性がありますが、フリーランスになると企業側は業務委託者に対して教育する義務はないんですよね。自分の代わりはいくらでもいます。契約終了の本当の理由が分からないことが多いからこそ、自分で振り返りをして自分自身をアップデートしていく必要があると思っています。
振り返りを繰り返しながら自分の強み弱みを理解することで、より自分の力を発揮しやすいクライアントさんに巡り合うことができます。働きやすい環境を自ら探しにいくこともフリーランスには大事なスキルですよね!
フリーランス広報さんのお悩み
フリーランス広報47コミュニティの交流会の時によく質問されるフリーランス広報さんの悩みは大きく二つあります。
1.契約周り
期間、金額、業務の線引き、交通費やインプットをどこまで費用に盛り込むかなど、これらは正社員として広報業務をしてる中では巡り合わない悩みです。
答えはあるようでないのがフリーランス。コミュニティではこのような各自の悩みを相談し合ったりしています。
2.新規案件の獲得
新規案件の獲得方法は主に三つ。
①マッチングサービスの活用
私が独立後にした一番初めのお仕事はクラウドサービスで見つけたお仕事でした!金額や条件面も仲介してくださる安心感もありますし、何より数も多く自分でも選べるのでオススメです。
②SNSの活用
最近ではSNSを活用してそこからの問い合わせやご縁を見つけているフリーランス広報さんも多い印象です。
③紹介
前職の同僚や友達、フリーランス同士の繋がりなどの紹介も多いですよね。これも自分で「今フリーランスとして企業の広報支援をしています」と発信することから、ご縁に繋がります。
フリーランス広報こそ自分ブランディングを!
動画の中で少し触れている「自分ブランディング」。
最近ではフリーランス広報さんの数も増えていて、且つ広報の仕事は発注する側も分からない事が多い職種だからこそ、広報領域の何が自分はできるのかをアピールすることが大事です。
広報の仕事をする中で「情報発信しないと存在してないものと同じです!」とよく経営陣にプレゼンするのですが、まさに私たちフリーランス広報側も同じですよね。
何が得意でどのようなご支援ができるのかを知ってもらって、はじめて契約が成立します。
広報支援のスタンスと同じで、自分ブランディングにおいても受け身ではなく攻めの姿勢で臨みたいですよね!
以上、フリーランスとして理想の広報キャリアを実現するために必要なスキルから、悩みや自分ブランディングについて語らせていただきました!
Youtubeは後日後編も公開されます!後半動画では、スキルアップの方法やフリーランス広報として生きていくためのポイントについてお話しさせていただいておりますので、ぜひ後編も見ていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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