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6組の料理研究家に聞きました。 #きほんのうつわ何盛る ?

おいしい料理があるだけで、幸せな気持ちになれる。

おうち時間を楽しみたいこの頃、より食の大切さを改めて感じています。

忙しい毎日の中、手間ひまかけた料理を毎食つくるのは、難しいかもしれません。でも、だからこそ、お気に入りのうつわで食卓を彩って、少しでも豊かな気持ちになれたらいいなと思います。

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ライフスタイルメディア『cocorone』では、365日使える #きほんのうつわ をクラファンでリリースしました。すでに270人以上のみなさまにご支援頂き、目標支援額も達成。あたたかい応援の声、本当にありがとうございます。

うつわは使ってこそ、その価値を発揮するもの。暮らしの中でよりイメージしやすいよう、SNSでシェアしあうハッシュタグ企画をはじめました。かき氷、あんみつ、鶏ハム、煮込み料理など、十人十色の使い方に私たちも日々アイデアをもらっています。

#きほんのうつわ をより楽しんでもらうために、今回は食の専門家のみなさまに、 合わせたい料理を教えてもらいました。


有賀薫さん|小鉢で品良く「食べるスープ」を

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すこし深さのある小鉢、私なら汁が少なめの「食べるスープ」に使ってみたいです。今の季節だったら新にんじんを薄くスライスして柔らかく煮たスープです。にんじんを汁ごと煮物風に盛り付けたらきっと素敵。シンプルな白とグレーだから野菜の鮮やかさを引き立てるし、足が高くて品良く見えますよね。

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有賀薫 |スープ作家
スープ作家。365日、毎朝スープ。簡単スープで、料理の楽しさと豊かなくらしを伝えます。旬の野菜をたっぷり食べて、料理が身につくcakes連載『スープ・レッスン』。
cakes連載:https://cakes.mu/series/3722
note:https://note.com/kaorun

ご紹介したスープのレシピは有賀さんの新刊『3000日以上、毎日スープを作り続けた有賀さんのがんばらないのにおいしいスープ』へ🍴


樋口直哉さん|料理とうつわのコントラストを「キャロットラペ」で

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暮らしの背景になって、普段の料理がちょっとおいしそうに見えるうつわにあわせて、いつものキャロットラペに+αの味を加えたキャロットラペはいかがでしょうか。ちなみに料理と皿の色のコントラストは強いほうが、食欲が増すことがわかっています。

樋口さん

樋口直哉作家料理家
主な著作として小説『スープの国のお姫様』(小学館)ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)料理本『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)など。
note:https://note.com/travelingfoodlab

樋口さんの最新の料理本『最高のおにぎりの作り方』はこちら🍙


山口祐加さん|ジャンル問わずな「無国籍料理」

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料理ジャンルを問わない器だと思うので、無国籍な料理を合わせたいです。例えば小鉢には「あおさとしらすのポテサラ」「せりとタコのサラダ」。

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小皿には「ホタルイカとそらまめのガーリック炒め」「菜の花のオイル蒸し」などが合うと思います。

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山口祐加自炊料理家
自炊する人を増やすために活動する料理家&食のライター/日常の食を楽しく、心地よくするために普段は #今日の一汁一菜 を作り、ハレの日は小さくて強い店を開拓。おすすめの店は定期購読マガジンの「たらふく通信」へ/料理初心者に向けた自炊レッスンや #週3レシピ を毎月公開中。
note:https://note.com/yucca88

山口祐加さんの著書『週3レシピ: 家ごはんはこれくらいがちょうどいい。』はこちら🍽


河瀬璃菜さん|柴漬け入りのタルタルを添えた「アジフライ」

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#きほんのうつわ に盛りたいのは、大好きなアジフライ!柴漬けを入れたピンク色のタルタルに、白いうつわが似合いそうです。特別な料理も、もちろんですが、普段の食卓にも取り入れられやすく、シンプルで料理を映えさせてくれそうで、うつわが届くのが今から楽しみです😚

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河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。レシピ開発、商品開発、食の企画やコンサル、レシピ動画制作、企画執筆、編集、イベントメディア出演、料理教室など食に纏わる様々な活動をしている。SONY XperiaのCMやKIRIN本麒麟の広告への出演などその活動は多岐に渡る。近年では地方を元気にするための6次化商品の開発に力を入れている。
Blog: http://lineblog.me/linakawase/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508


真野遥さん|季節に合った「ソース料理」や「フルーツ和え」

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届くのが楽しみすぎる #きほんのうつわ 。マットな質感の小皿は、リムを活かしてソースを敷いた料理を盛り付けたい。

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深さのある小鉢は、お酒のおつまみにヘビロテする予感。真っ先に思いついたのは、フルーツの白和えです。春なら苺、夏なら桃、秋なら柿など、季節ごとの食材で楽しみたいですね。

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真野遥|発酵料理家
日本酒と発酵食を中心に、レシピ開発や料理撮影、コラム執筆など幅広く活動している。新宿御苑前で、日本酒と発酵食のペアリングが学べる料理教室を主宰。年間500名以上が通っている。
Webサイト:http://www.harukamano-jozo.com
note:https://note.com/harukamano

真野さんが紹介してくれた「鶏肉と新じゃがいものソテー 豆みそチョコレートソース」はこちらのnoteを🍽


ごはん同盟さん|薬味のきいた「つくね」や「ちらし寿司」

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使い勝手のよい大きさの小皿には、こんがりと焼き目のついた「ふわふわ鶏つくね」がよく似合います。ふわふわの秘密は、つなぎに使った木綿豆腐かつおぶしも一緒に混ぜ込んであるので、うまみも倍増です。両面を1分ずつ焼き、水大さじ1を加えてふたをして蒸し焼き2分でできあがり。

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春から夏にかけては、さっぱりとしたちらし寿司がおいしい季節。刻み穴子と塩もみしたきゅうり、たっぷりの薬味でつくる「穴子ときゅうりのちらし寿司」は、高さのある小鉢に盛り付けると華やかになります。酢飯をつくるときは、必ずあたたかいごはんを使ってくださいね。

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ごはん同盟(しらいのりこ・シライジュンイチ)
試作係のしらいのりこ(調理担当)と試食係のシライジュンイチ(企画担当)の夫婦ふたりによる炊飯系フードユニット。「おかわりは世界を救う」という理念のもと、ワークショップや料理教室、雑誌へのレシピ提供などを通して、ごはんをおいしく味わう方法を多くのごはん好きのみなさんと共有するための活動を行っています。
Webサイト:https://gohandoumei.com/
note:https://note.com/gohandoumei

ごはん同盟さんの最新の料理本『これがほんとの料理のきほん』はこちら🍳


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有賀薫さん、樋口直哉さん、山口祐加さん、河瀬璃菜さん、真野遥さん、ごはん同盟(しらいのりこさん、シライジュンイチさん)さん、素敵な料理のアイデアをありがとうございました!


みなさんの盛り付けアイデアをシェアし合う、ハッシュタグ企画も実施中。 #きほんのうつわ何盛る のハッシュタグとともに、素敵なアイデアを教えてくださいね。「こんなレシピを合わせたい」や「こんなシーンで使いたい」など、みなさまの投稿を引き続きお待ちしてます。

#きほんのうつわ クラファン支援はこちらから

当初掲げていた目標支援額を達成し、ネクストゴールを目指すことにしました。

目標支援額は400万円、支援者数は500人です。

今回のプロジェクトは、産地の課題を解決するための第一歩。#きほんのうつわ に賛同する支援者が増えるほど、巡り巡って窯元や地元の方の誇りにつながると考えています。

新たに1枚のみで気軽に購入できるリターンも追加したので、ひとりでも多くの方にお届けできると嬉しいです🌸

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ありがとうございます。いただいたサポートはうつわの仕入れやお店の準備に使いたいと思います◎