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雰囲気でイベントをやってみた 

2023年11月28日~30日かけて友達と合同イベントを行いました。

GOOD VIBES MAKE A GOOD PLACE
〜なんかいいかんじのひとたち〜


静岡県島田市にあるマスキングテープ専門店ヨハク社をフィールドに仲間4人で遊びつくしました。

8.9月頃、たまたま一緒になった友達同士で、お互いの得意分野を生かしてアート展をやろうよ!というノリで構想が始まった今回のイベント。
始めてみれば3日で多くのお客さんが来てくれました。

ヨハク社のポテンシャルもあり、間接照明程度の明かりが功を奏したのか、おしゃれな空気感を演出出来ました。

お客さんの反応も

’’海外みたい’’
’’かっこいい’’

など言ってもらえました。

’’海外みたい’’という言葉が個人的にはお気に入りでパキパキとした美術館の緊張感ではなく、ラフさ緩さの中に互いのアートを取り入れる事が出来たかな?と思っています。

仲間には構想の段階から、伝えていましたが、僕はこのイベントを通して人の成長を見てみたいという気持ちが多かった

経験上、利益重視にした(その日をどう黒字にするか?)というイベントには、自尊心や表現力を抑圧しながら、利益に走る傾向を肌で感じていました。そういった空気感は伝染し、イベントの参加者の多くに窮屈さを感じていました。

しかし、生活を掛けている出店者がいる中で、この課題は無視できないかと思っています。なので僕は、今回のイベントで一つの抜け道を見つけ出しました。

イベント終了後の具体的な案件のマッチング

イベントに黒字を求める=収益重視の思考は短期的利益を望めますが、これを重要視すると、自己表現が乏しくなり、個人=お店という見方をされる傾向があります。

イベント出店者にはパターンがある

イベント出店者の方達の中には2パターンあり
企業(B)が出している店
個人(C)が出している店

Bに関しては、関係作り<収益になったとしてもマーケティングやブランディングが他に成立している場合が多いかと仮定します。その為、イベント収益重視になる傾向があります。

僕が気にしているのはCのブランディングやマーケティング。
フリーランスや個人事業主にとって横の繋がりはデフォルトで大切にしたい事柄であると思っています。そんなCがBの力を発揮する場所にいると委縮する傾向があります。

今回のイベントで試したかったのは、Cである僕たちが、勢いつけられるイベント作り。

重要視したのは

・収益に縛られない
・自由な発想力
・横の関係の誠実的な関係
でした。

ハンドメイド、イラスト、カフェ、占いetc様々なカテゴリーで個人は自己表現します。この根本にあるのは個人の制作意欲。アーティストとしての自尊心が重要だと僕は思っています。

どうしてもこの自尊心は、収益化と相性が悪く、利益重視になると薄くなる傾向があり、最悪の場合、制作意欲の低迷で出店事態を危ぶまれる状況になると危惧しています。

芽が出てきた花を収益化の強風で折れてしまうことが非常に残念でなりません。

個人が自尊心を保ちながら収益化する方法

いったん収益化を無視してイベントを構想すると、ここでお金が発生するのでは?というタイミングを見つけました。

・出店者同士の案件
・お客さんと出店者の案件

どちらもCtoCである事が伺えます。

いったん収益思考をやめると、人間性や表現力を自由に発揮し、それを感じた人達が集まりお仕事に繋げるという事案が発生したのです。

そして驚く事に、同じような雰囲気を感じる人達が現れると物販も出るという事も分かりました。これは人間性が同じような人達が反響し合っているんだと抽象的ですが感じました。

要約すれば身内感

同じ様な空気感を持つ人達が集まればイノベーションが生まれるという事が実体験で感じる事が出来ました。ここには、商品の売り上げ以外にも、自分の作品に特別な意思を持った人たちが価値を見出してくれる自尊心UPの効果もあるのでは?と思っています。

この成功体験は、出店者の向上心やスキルアップにも繋がる可能性も出てきました。

本来幅広く集客をする事が正義であるイベント流儀には反する事柄であり、全てには対応する事では無いと思いますが、個人で頑張っている人達にとって多くの出店者が出ている大きいイベントを出なければいけないという思考に待ったを掛けれる気がしています。※もちろん否定をしているわけではありません。

何を言いたいかというと

イベント自体大きくないけど、個人が楽しみながら表現を楽しめるイベントで繋がりを広げられるのでは?という結論に至りました。

2024年2月3日
僕の自主企画をヨハク社で行います。

はじめての自主企画イベントですが、今までの僕の体感や経験を活かし、僕のできるサポートを出店者さん達に施し、どういった反応があるかを見てみたいと思っています。
そして、それを感じるお客さん達が、どんな反応をしてくれるのか楽しみです。

多数決で負けがちな小さな力であっても、ゆっくり着実に成長していく事は出来ると思っています。そこには、相手に対するリスペクトや創作意欲との個人の向き合い方が重要だと思います。

体当たりで挑戦する事を自分自身で褒められるような、そんなイベントにもしたいです!よろしく~!

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