takatomo

最近の記事

自作トラベルカホンのサウンドチェック

前回トラベルカホンについての記事を書いたが、せっかくなので自作トラベルカホンを叩いた動画を撮ってみた。 なお、映像音声ともiPhoneで撮っている。 小型なのでそこまでの低音は出ないが、1人で叩いたりラフなセッションで楽しむのは十分可能である。 バズ音はワイヤーと言うか針金で出している。世間的にはスナッピーを使う場合が多いように思うが、案外針金はパワーのある音が鳴るため十分選択肢に入ると思う。 塗装は透明艶ありの水性ウレタンニスを使っている。もし作るなら色は好みで良いが塗装

    • トラベルカホンのすすめ

      カホンという楽器がある。一番左の男性が座って叩いている箱がそれである。 2000年代くらいだとまだ知る人ぞ知る楽器だった印象だが、最近は随分一般化したように思う。 さて、このカホンという打楽器にはデカいメリットがある。 それは「ドラムセットのキックとスネアの音に似ている」という点、すなわち「音に特徴が無い」ことである。 これはどういう言うことかと言うと、他の打楽器の音を聞けばわかる。 ①コンガ ド〇キー〇ングを連想するような音である。 ②ボンゴ これも上記のような

      • ジャズベースとプレシジョンベースの音の違い

        ふと気になったので調査してみた。 Youtubeの某比較動画の音を拝借してスペクトラムアナライザーで分析してみた。なお、ハイハットの音が入っているため、高域のデータはあまりあてにならない点は注意である。 グラフを見たところ ・ジャズベースはグラフに目立つ起伏が無く、癖が無い ・プレシジョンベースは40~70Hzが4dBほどデカい ・プレシジョンベースは190~300Hzあたりの音が小さい ・プレシジョンベースは400Hz付近の音がかなりデカい。 といったところが読み取れる

        • たまには自作曲でも上げてみよう

          私の過去記事を見ていただくと分かると思うが、音楽には関心がある人間である。 また、これだけ製作がやりやすい時代なので今まで何曲か作ったことがある。 この度何となく思い立ったので一曲くらいnote記事に上げてみるとしよう。 せっかくなので少しコメントも添えてみよう。 【タイトルについて】 この曲に関してはタイトルは無しでもいいくらいだが、便宜的に適当な名前を付けた。 【機材について】 使っているのは ・フリーのLinnDrum音源 ・ベースはTrilianのSH-101音

        自作トラベルカホンのサウンドチェック

          生演奏のメリット ~ネットへの投稿と比べて~

          昔、楽器演奏に関して面白い話をネットで見たことがある。 確かこの人はベーシストで、ワンマンライブというシチュエーションである。 「俺よりうまいやつは沢山いるが、今この場で演奏できるのは自分だけだ」 楽器を演奏するうえで非常に役に立つ心構えだと思う。 要するに、ライブ(路上演奏や友達間でのラフな演奏も含む)であれば比較対象がいなくなる、あるいは激減するというメリットがある。 現代は録音環境が一昔前よりも圧倒的に安上がりになり、録音に関する情報については比較にならないくらい

          生演奏のメリット ~ネットへの投稿と比べて~

          ベースでも色々できる

          最近、ベースに興味を持つ人が昔より増えている感がある。 (全くの肌感覚で特にデータなども無いが) ベースと言えばその名通りその時鳴っているコードの基盤となる低音、すなわちベースを弾くのが基本の楽器である。ただ、ドレミファソラシドが出せる楽器であるため、当然様々なメロディを弾いたり、濁り感はギターよりあるもののコードを鳴らすこともできる。ベースでも色々できるのである。 今回はベースを、言うなればギター的に使っている演奏について紹介していこうと思う。バンドの中でこの手の演奏を

          ベースでも色々できる

          名のあるギタリストの共通点

          ジミ・ヘンドリックス、エドワード・ヴァン・ヘイレン、スティーヴィー・レイ・ヴォーン・・・名のあるギタリストというのは多数いる。 これらの人々を思い浮かべていた時にある共通点が浮かんだ。 それは「使っているギター(機材)の性能等が尖っている」ということである。 上の3人について、パッと思い浮かぶだけでも ジミヘン→当時さほどメジャーでは無かったと言われているストラトを、さらに逆にして使用している。 レイ・ヴォーン→バカ太い弦を使用。トレモロアームの位置が逆。SRVのロゴが

          名のあるギタリストの共通点

          「半眼」について

          瞑想中に目を半眼にするかどうかという話がある。 個人的には半眼での瞑想は入り込めないためやりにくく、何でこんな訳の分からん要素があるんだろうと思っていた。 ただ、最近何となく半眼について考えていた際に面白い気づきがあったため、記事にしてみようと思う。 ※あくまで個人的気づきであり、言い出しっぺが考えた本来の狙いとは違う可能性があることを記述しておく。 さて、一見瞑想効率を下げるような半眼であるが、半眼にもメリットと言えるものがある。それは「外部の視覚情報を取り込める」という

          「半眼」について

          深呼吸のすすめ

          深呼吸というものは、気分を落ち着ける上で非常に有効な行動である。 脳波を下げるのに非常に有効とも言える。 ただただ深呼吸を行うだけでも有効だが、コツがあることを最近発見した。 そのコツについての説明をした上で自分なりにやっている深呼吸法を書いていこうと思う。 深呼吸のコツズバリ2点あり、「①時間」と「②歩み寄り」である。 ①時間 ここで言う時間とは空気を吸う時間、空気を体内に留める時間、空気を吐く時間の3つを指している。 気持ちを落ち着ける、脳波を下げるという意味ではこ

          深呼吸のすすめ

          「無変化」と「実質無変化」

          以前プロのギタリストと話をしていた際、その方が「エレキギターのネジ1本の締まり具合でも音が変わる」といった事を話していた。 そんな馬鹿なと思うかもしれないが、実のところ全くおかしい話ではなく、むしろ変わらない方がおかしいと言える。 なぜならネジの締め具合が変わったからである。もっと適切に表現すると「以前の状態と違うのだから音が変わって当然」となる。 ただし、「知覚できるほど変化するかというとそれは全く別の話」である。 上の太字の2文はセットで考える必要がある。 ぶっちゃけギ

          「無変化」と「実質無変化」

          「才」も「環境」もある人

          2020年くらいだっただろうか。気まぐれで滅多に見ないTwitter(今はXだが)を見ていた。高校生ギタリストの男の子がバンドで曲を作ったとツイートしており、何となく聞いてみた。 びっくりした。 パッと聞く分、いやじっくり聴いても普通の商業曲として通用するクオリティに感じた。MVもついており、それも商業クオリティ。よほどアラを探すような目で見ない限りは何の違和感もない作品。 ギターの腕前も高校生のそれとは思えぬほどで、ただただ驚くばかりであった。 相当の練習は積んでいるようで

          「才」も「環境」もある人

          「ジャムバンド」の魅力

          「ジャムバンド」というものを知っているだろうか。 基本的には普通のロックバンドなのだが、曲中の間奏部分等を各々がアドリブで演奏するスタイルのバンドである。 この手のバンドは楽器演奏に重きを置いているため、一曲通してボーカルが無いインスト曲も多い。 さて、これは私の昔の経験だが、あるところで「アドリブをやる意味が分からん。プレイヤーが好き勝手やってるだけじゃん」いった意見を見たことがあった。なるほど、これはこれで分からない話ではない。 しかしジャムバンドの魅力を「理解」するこ

          「ジャムバンド」の魅力

          ジョン・フルシアンテについて思うこと

          確かに腕の良いギタリストである。これは間違いない。下手だとは全く思わない。 が、私の感覚だと「多数ある良いバンドの良いギタリスト」という印象であり、3大ギタリストとやらに入るとか、そういうのとはまた違うように思う。正直なぜこれだけリスペクトを集めているのか分からない。 決してジョンを批判をしているわけではないのだが、例えるなら本来40万円のギター(無論、これは一級品である)に1000万の価値がついているような印象を抱いている。 良いプレイなのは間違いないが、「東大卒」という

          ジョン・フルシアンテについて思うこと

          個人的に思う最高のサイケデリックギタリスト

          サイケデリックギタリストと聞いて、どんな人が思い浮かぶだろうか。 ジミ・ヘンドリックス、シド・バレット、ジェリー・ガルシア、カルロス・サンタナ、トレイ・アナスタシオ・・・ 日本人だとなぜかマニアックな人物が思い浮かぶ。山本精一、AO YOUNG、Kenji Jammer、Yoshitake EXPE・・・ 色々な人物がいるが個人的に最高だと思っている人物が「Ozric Tentacles(オズリック・テンタクルズ)」のフロントマンにしてギタリスト「Ed Wynne(エド・ウ

          個人的に思う最高のサイケデリックギタリスト

          個人メモ

          この記事は単なる個人メモです。

          個人的に思う別格ギタリスト3人

          カッコいいと思うギタリストは、多くいる。 Youtube等で検索すれば往年のプレイヤーから最新のプレイヤーまで、素晴らしい演奏がいくらでも鑑賞できる。 こういう時代であるため、色々なギタリストを見てきた。そんな中で個人的に別格だと思うギタリストが3人いる。 ランク付けのようなものは好きではないが、そうはいってもこの3人は違うなぁと思うのである。 いったい何が違うのか。言語では表現しにくいが、あえて言うなら「音のエネルギー、説得力が違う」のである。理屈抜きに聴いているだけで

          個人的に思う別格ギタリスト3人