INFPは社会不適合者ではない
よく「INFPは社会不適合者」ということを言われる。
私自身INFPであり、身近にもINFPの人がいるが、社会不適合者というのは正確な表現ではないと感じている。
正確には
「INFPは社会適合に使うエネルギー消費量が多すぎて長期適合ができない」
だと思う。
INFPは非常に気を使う人間で、人間関係のトラブルは少ないと思う。むしろ本格的に社会不適合なのは対人関係で無意味ないざこざを起こすタイプであろう。
かくいう私も人間関係でデカいトラブルを起こしたことはほとんど無い(無いわけではないが、それも事態に巻き込まれたパターンである)。仕事に関しても無難なコミュニケーションを取っている自負はある。
しかし、これを長く続けるとなると全く話が変わってくる。
INFPのことなので基本的にはどの仕事をしてもピンとこないだろう(なお、芸術家が向いている=事実上の適職無しという説を個人的には信用している)。人間関係も軽い関係ならまだ良いが、深まってくると非常に疲れる。
ピンとこない仕事と気を使う人間関係の中、仕事を続けるのは非常にエネルギーを消耗する。学業でも同じことが言える。当然限界が来る。
結果的に長く社会適合生活を続けられず、そのために社会不適合者と呼ばれてしまう訳である。
結論としてINFPは社会不適合者ではなく、長期の社会適合が難しい存在であるというのが正しい表現だと思っている。
ここまでで書きたいことは書いたのだが、せっかくなのでINFPが社会に適合するための方法を簡単にだが書いてみよう。
INFPが社会不適合者だと言われるのは前述のようにエネルギー消費が多すぎるのが原因だと考えている。であればエネルギー消費を抑える、もしくはエネルギーを回復する時間を確保すればいい。これを踏まえると
①心を鬼にして気を使わない、気にしないようにする
②あまり人関わらない仕事など、そもそも気を使わない職場を選ぶ
③難易度は高いが、芸術関係などのグッとくる仕事を目指す
④いっそ長期で働くのを諦め、ある程度働いて休むをくり返す。いわば開き直り策
こんなところになるのではないだろうか。
ほとんど思い付きに近い内容ではあるが、ヒントになれば幸いだ。
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