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のらねこ、オーラのあるオシャレがしたい

オシャレのテクニックそれ自体は、調べれば簡単に分かります。
ネット記事を検索して読む、ファッション雑誌を見て研究する、ノウハウ本を買うなどなど。

ですがそれらの知識をただ集めるだけでは、どうにも自分1人でできるような気がしないし、ましてや自分がオシャレになれるなんて実感も沸きませんよね。
なぜなら断片的なアイデアの寄せ集めは、必ずしも実際にできるとはかぎらないからです。

だとすると、現時点で全くオシャレでない人が実際に実現可能なオシャレをするためには、具体的に何をすればいいのでしょう??

皆さん、こんにちは。
もしくは初めての方、興味を持ってくれてありがとうございます。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

ちゃんと一生懸命やってるはずなのにもっと頑張れと怒られる、やる気はちゃんとあるのに認めてもらえない。その結果なにもかもが失敗ばかり。
自分自身のことをそんなふうに思っている人に足りないのは “目標管理” です。

目標とは管理すれば上手くいくものだし、目標が自己管理されていなければ叶う願いも叶わないのが世の常。
訳も分からずガムシャラに右往左往するだけの青春を美しいと感じる人もいますが、それは外から見てるからそう見えるだけ。実際に青春真っ只中の若者の中には自殺を考えるほど悩む人もいるわけで、だから目標は適切に自己管理されるべきなのです。

この のらねこに何ができる? では、目標管理をすればどれだけ成功率が上がるかということを身をもって証明すべく、僕自身が自分で計画をたてて自分で実践してきた様々なことを、誰にでも同じようにできるよう順序だてて連載する趣旨となっております。

現在の連載 “のらコーディネーターは何を着る?” では、オシャレな人になっていくために必要なステップを連載中です。

全体の執筆計画はこちら:
1. 良い印象とは何か、を理解する
2. 自分のパーソナルカラーを知る
3. オシャレには何と何が必要かを理解する
4. コーデとは何かを理解する
5. コーディネートの設計の仕方
6. アクセントをつけることの重要性
7. オシャレな人と認識されるまでにすべきこと(今回)

過去のバックナンバーはこちら

最終回である今回は、現段階で全くオシャレでない人がまず何をすべきなのか、手順を総まとめしてみようと思います。
いわゆるセルフブランディングってヤツですね。

1. 目標とする人物像をイメージする

まず、オシャレでない人がとにかくまず最初にやるべきことは、目標とする人物像を作ることです。

そもそも、目標イメージがないから服屋で失敗するんです。
なのでまずは、とにかくイメージを固めること!
それが大事。

実在の人物でもいいし、架空の人物でも、最悪アニメキャラでも構いません。

その際、設定は細かければ細かいほどいいです。
設定を作る方法は、当てずっぽう適当にやっても全然いいんだけど、それだと上手くできない人には以下のやり方もあります。

1. セルフアンケート法

理想の自分になったつもりで、“あなたはどんな人?” みたいな質問に答えていく方法。
その際アンケートの内容は、自分で考えたもの以外にも あなたはどんな人? みたいなキーワードで検索 して、自分1人じゃ思いつかない設問を集めるのもポイントです。

設問の数はそれなりに多い方がいいけど、5個か10個くらいでもそこそこの精度にはなると思います。

で、設問を集めたら、理想の自分ならどう答えるかという前提で質問に答えていくわけ。
そうして出てきた答えが、これからあなたが目指していく人物像です。

2. もしもクエスチョン法

現在の自分について、“もし ~ だったらどうなってた?” という疑問点をたくさん作っていく方法。
多分この方法は、世の中に不平・不満の多い人の方がやりやすいかも。

  • もし、僕がお金持ちだったどうなってた?

  • もし、僕が最初から都心部で生まれてたらどうなってた?

  • もし、我が家が原宿の近所だったらどうなってた?

  • もし、親がファッション雑誌大好きだったらどうなってた?

  • もし、ファッションくそダサ世界に異世界転生したらどうする?

  • もし、突然ブティックの経営を任されたらまず何をする?

  • もし、のらねこになったら何ができる?

とまぁ、こんな感じで もしもの話 をたくさん作っていく。
で、その設問に答える中で理想の自分ってどういうのなのかな、って考えていくわけ。

3. 理想の自分からの手紙法

それから、理想の自分になったつもりで、今の自分に手紙を書く方法。
この方法のポイントは、理想世界からの近況報告とかをメインにするんじゃなくて、自己紹介を書くこと。

どこに住んでて、仕事は何をしてて、家族構成はどんな感じで、趣味はなんで、将来の夢はこんな感じで、今悩んでいることはなんで、それに対する解決策はどうするつもりなのか、とかとかとか。
理想の自分なったつもりで自己紹介を書く。

そこに普通手紙に書く程度の簡単なストーリーがあると、だいぶイメージしやすくなると思います。

2. 各種 主要項目の決定

もしよければ過去の連載を見てもらえたら嬉しいんですが、オシャレには以下のパラメーターがあることを紹介しました。

  • パーソナルカラー
    “明るい寒色系” “暗い寒色系” “明るい暖色系” “暗い暖色系”
    これらのうちどの色が好きか(or似合うか)

  • 明るさ
    明るい服と暗い服、どっちが好きか(or似合うか)

  • 鮮やかさ
    鮮やかな服と淡い色の服、どっちがいいか

  • デザイン
    どういう系統・方向性のデザインがいいか

  • テクスチャー
    服の質感が なめらか・ザラザラ・しっとり・キラキラ などのうちどれがいいか

全くオシャレでない人がオシャレになっていくためには、上記の項目を自分で決めていかなければいけません。
自分で決めたくないし、プロに診断してもらいたいって人は別にそれでもいいんだけど、そのプロの診断を “受け入れるかどうか” は自分で決めなきゃいけないわけだから、結局自分で決めるしかないわけです。

このときポイントは、今の自分の好みで考えないこと。
せっかく 1. で理想の自分をイメージしたわけだから、その理想の自分だったらどんな服が好きか、でイメージすることが大事です。

このとき、服のイメージはあんまり綿密すぎてもダメです。
あなたが考えた理想の服なんて絶対売ってないから。
仮に売ってあっても高すぎて買えないことも普通です。

なので理想のファッションイメージ作るときは、それが買えなかった場合にどうするかの予備のイメージが作りやすいよう、ざっくりの方がいいんです。

3. オシャレ着をどこで買うか考える

で、上記のイメージを持って、初めてお店に行く。
イメージのないまま出かけないことが大事です。

イメージが浮かばないからってお店に行ってから考えようとする人けっこういるけど、それやると10回中9回は無駄骨になります。

このとき、お店は近所のシマムラとかで十分。
ZOZO・SHEIN・楽天、大いに結構。
裏原宿の高価なジーンズとか、高級ブランドの何々とか買わんでよろしい。
リサイクルショップなんか超おすすめ。

全くオシャレでない人が、服の高価さをステータスにするのは無理があるよね。
第一、どうせお金ないんでしょ?
だったら服の高価さじゃなくて、組み合わせのセンスで勝負しようよ。
ってこと。

もしくは、自分のタンスにすでに服があって、その中に使えそうなものがあるんだったらそれで十分じゃない。

4. 最初に基準とするアイテムを買う

で、服を買うときのコツは、まず最初に1点だけ買うこと。
いっぺんにガバッと買わない。

たとえば僕の場合は、Tシャツをファッションの基準にすることが多いです。
まずイメージ通りのTシャツを買って、そのTシャツに合わせてそれ以外のアイテムを買うんです。

こうすると目標イメージからコーディネートがブレにくくなります。

また、基準とするアイテムは1つであればよく、何でも構いません。
オシャレは足元から のキャッチコピーに従って靴を最初に買ってもいいし、アクセサリーや香水を基準にしてもいいです。
「自分的にイメージ通り」と思うアイテムであることが重要。

なので、コーディネートをひとそろい全部買う日は、最初のアイテムを買うまでが一番時間がかかることになります。
それはそういうものなので焦る必要はないわけです。

5. 基準以外のアイテムを買う

最初の1点を基準に、残りのアイテムを買いそろえます。
仮に アウター・トップス・ボトムズ の3点を1日で買うとして、アウターを基準にするなら、そのアウターのデザインをしっかりと見定めながらトップスとボトムズを買うのです。

このときポイントは、街中で見かける自分よりオシャレな人達のやり方に、「あれもいーなー」とか思わないこと
最初の基準アイテムを買う段階ではギリ目移りOKなんだけど、すでに基準アイテムを買ってしまった以降に目移りすると、まず間違いなく完成形はぐちゃぐちゃになります。
なので目移りしそうになったら、「それ、来週でよくね?」と自分に言うことが重要です。

家にあるもので使えるものがないかも考えながら、買うべきかどうかをジャッジしていきます。

6. アクセントに何を使うか決める

1日の最後に、アクセントに使うものを買います。
すでに買ったアイテム達と、雰囲気的に正反対のものを中心に探していくといいです。

たとえばサッパリした紺色コーデであれば、ペンダントに似たようなイメージの黒っぽいものを使うと、デザイン的に埋もれてしまいます。

なのでペンダントは、白くてキラキラした系統のものとかがいいわけです。

さらにいうと、先ほどは目移りはダメだと書きましたが、この段階では、ファッション雑誌のモデルさんや、町中で見かけるオシャレな人のやり方が役に立つことが多いです。

7. 人物像に合う所作を身につける

で、最後。
なんだかんだでこれが一番重要かもしれません。
あなたの目指す目標イメージに見合う所作(立ち振る舞い方)を身に着けるフェーズです。
あなた自身のキャラクター性は、最終的にはあなた自身から出てくるものですからね。

たとえば力強くカッコいいキャラを目指すんだったら、腕の振り方1つとってもナヨナヨしてちゃダメでしょう。
また、シャキッとしたしっかり者キャラを目指したいのに、猫背だと間違いなくコレジャナイ感があります。
ですので、ファッションを考えるうえで、キャラに合った所作を身に着けるのは大事なことです。

このときポイントは、完璧な人間を目指すわけじゃないということ。

たとえば世の中には、小さい頃に猫背をかなり徹底的に注意された人もいるかもしれず、そういう人にとって猫背は常にいつでも必ず直すべき敵かもしれません。

ですが、キャラに合っているなら所作は直す必要はありません。
目標イメージが ヤンキー系・だらしないカッコよさ系 のときは、もしかすると猫背だった方が合うかもしれないのです。

なんでもかんでも欲張って完璧にするんじゃなく、あくまで目標イメージを中心に考えることが大事です。

目標イメージが全て
結局オシャレはそこだけなのかもしれません。


はい、てなわけで、コーディネートのシリーズはこれにて終了です。

実際ぶっちゃけ、ところどころ簡単すぎたところもありましたよね?

でも、オシャレってのはもともと簡単なものなんです。
知識のない人達が身構えているほどには、全然難しくありません。
プロのコーディネーターは他人のプロファイルを分析して適した提案をするのが難しいだけで、自分で自分のコーディネートをするだけなら簡単なんです。

なのでぜひ、洋服屋さんの前を通りかかったときにでも、試してみてくださいね😊

そんで来週の予定ですが、次回から “写真撮影” に関するシリーズをやりたいと思います。
僕は美術に関することは割と長く携わっていて、その中でも写真撮影についてはもう20年くらいの経験があります。

写真ってスマホを構えてボタンを押せば簡単に撮れるけど、でも物語を感じられるいい写真を撮るのは難しいですよね。
素人がやっても、偶然以外で面白く撮るのはほぼ不可能です。

じゃあ、写真で物語を意図的に表現するってどうやるの?
来週からそれをやっていきたいとオモイマス!!

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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