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体重が落ちてもスタイルが良くなるとは限らないvol.625

どうもTOMです。


ほとんど毎日休みなく、現場に立って、パーソナルからグループレッスンまでダイエット指導から姿勢改善、ボディメイクと担当する中で感じるのは、


あまりにも体重に左右される方が多いことです。


もちろん、ある程度体重を落とすことも人によっては大事かもしれませんが、




例えば、二の腕がタプタプしている
背中や脇の肉がブラに乗っかる、
下腹部、下腹がポッコリしている
内ももがプヨプヨたるんでる
足首が太い...


これら全部、現場目線で話すと


ほとんど、およそが筋量不足と感じます、本当に。もちろん性別は関係ないです。


勘違いしている方が多いと思うのは、

とりあえず食事量を落とせば良いと思っている方です。

ここを伝えていくのは正直、
なかなか大変な作業なのですが、




食事減らせば代謝が落ちます。

800カロリーしか摂取してなければ、800カロリーの代謝にしかならないですし、

1000カロリーしか摂取してなければ、1000カロリーの代謝になります。


つまり、食べる量を減らせばより、
状況は悪化してしまうんです。


良くある
糖質減らしてサラダだけ食ってたら
もちろん筋肉は落ちます。


まず、優先順位で考えていただきたいのは

言うまでもないですが


筋量を増やすこと。



体脂肪減らそうという気持ちもわかりますが、

食事量減らして、効果が出るのは
10代だったり、
20代前半だったり
BMIが25くらいで、その理由は
筋肉量が十分にある場合です。


筋肉が多い方は、基本的にBMIは高いので。



ほんとに現場でも感じますけど、
僕が経営するスタジオは30代後半から40代以上の方が多く

選択肢としては
筋トレが正解と思っています。

ですから、平気でそういった場合は2年計画とかで体を変えていくのは全然普通にあります。

1年目に土台を作って、2年目に機能性のある体、いわゆる引き締まったボディー。


時間はかかるけど、
ヨガやピラティス、僕が行っている美姿勢レッスンなど

いわゆるアスリートや選手がウォーミングアップで行うようなゆっくりとした丁寧な動き

ここをじっくり行いながら


でも、それが実は
意外と急がば回れかと思っています。


もう一つ、特に女性現場でも多いのが

浮腫です。

むくみの原因は、過去にも何回か話しましたが、


塩分や血行不良がよく取り上げられますが、


意外とフォーカスされないのが
筋肉が少ないかくれ肥満の方
貧血の方、
体温が低く、
エネルギーを作ることが苦手なことの方



こういった方が、実はむくんでいたりします。

一般的には、
ナトリウムとカリウムの
バランスをとっているイオンポンプは、

かなりエネルギーを使いますので、

筋肉がないと
心臓から送られ血流を静脈血を

腎臓に戻せないんです。

そして、タンパク質の不足も十分に考えられます。


特に

女性にとって、
体重の2,3kgの増減はとてつもない変化であるのは承知しているのですが、


しかし糖質を避ける食事をすると、

2, 3kgの体重を減らすことができるので「脂肪が減った」と勘違いしてしまいますし、



無駄なむくみが減ったのなら嬉しいと思う方もおられるかもしれませんが、

体がみずみずしくないと思ったら、
それはそれで悲しい気持ちになってしまうのかなと。




まとめとしていつも言ってることですが
大事なのは食事制限よりも食事改善ですし、

必要な栄養をとること

そして、筋トレをすること。

体作りをすること

ここにあると思っています。



カロリーとったら太るのではなく、

上手くエネルギーとして
消費できない場合も想定しておく必要があると思うので、

変なカロリー制限で老けるのは避けて


また、エネルギーだけに着目せず、それらを上手く運用する他の栄養素も考えることです。
カロリー制限で老け、
激しいカロリー消費だけでも老けます



原因や目的に対してやるべきことを明確にして
体作りに取り組んでいきたいですね。


ということで、タイトルにも書いたように

体重が落ちてもスタイルが良くなるとは限らない


今日はこのテーマで締めくくらさせていただきます。


ではでは〜

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