結局、行動できる人間が強い
どうも、高尾トンビです!
プロフィールにも書いていますが、僕は普段大学や専門学校で講義やセミナーをしています。
その中で学生さんから相談や質問を受けることもあります。
僕の専門が「アントレプレナーシップ」という関係もあってか、内容は「こういうアイデアをもっているけどどうしたら良いか?」とか「こういうビジネスをしたいけど、まずは何をすれば良いですか?」というものが多いです。
本当にやりたいの?
そういう相談を受けた時に、僕がいつも思うことは「本当にやりたいのか?」という疑問です。
なぜ、そういった疑問が出るのかというと、「本当にやりたいことがあったら、何かしらの行動を始めている」はずだからです。
逆にいうと、まだ何も行動していない人に対してアドバイスできることは限られています。
まだ何も行動していないので、全てが「仮定の話」になります。
行動していないので、内容もかなりぼんやりしていることが多いです。
例えば、「コミュニケーションを重視した飲食店をやりたい」みたいな話とか。
そんな感じだとアドバイスをするというよりは、どうしても質問やツッコミが多くなってしまいます・・・。
「え?コミュニケーション?それってどんなことをするの?」
「店員さんが元気で話しやすいお店と何が違うの?」
「なぜ、それをやってみたいと思ったの?」
そして、大抵質問やツッコミに関して、本人はうまく答えきれません。
行動してみると見えてくるものが多い
おそらく本人の頭の中には、「こういうものをやりたい!」というイメージがあるんだと思います。
でも、行動していないから「形になっていない」
というか、「具体的に何をするのか?」を掘り下げていかないと、行動には移せません。
逆に、行動してみると「頭の中で描いていたイメージ」と「実際できること」の間にギャップが出てきます。
そのギャップが「課題」なので、行動する人は行動することによって「課題」が明確になります。
課題が明確になれば、解決に向けてまた動き出せます。
そういうステップを繰り返して、徐々に理想の形に近づいていくのです。
行動しない人はその場で止まっている
一方、行動しない(できない)人は、頭の中ではいろいろ考えている感じですが、実は前に進んでおらず、その場で止まっています。
行動する前に考えることはとても大事です。
しかし、ある程度考えた後はもはや行動することでしか前には進めません。
行動しなければ見えてこないものがたくさんあります。
しかし、そこで立ち止まって、本やブログやアドバイスなど「行動したことがある人の話を聞いても、得られるのは「その人固有の体験談」か「一般論」だけで、自分が成功するのに、本当に必要な情報は入ってきません。
実際に行動することで、持っていた知識や情報が本当に役にたつかどうかもわかります。
事前に考えたことはあくまで「仮説」なので、実査に行動してみて「検証」する必要があります。
仮説は考えればいくらでも思いつきますが、検証だけは行動しなければできません。
世の中にはいろんな知識や情報があふれています。本当に使えるものもあれば、理想論だけ語っているものもあります。
行動しているから見ると、マガイものの情報は「そんなはずはない」とすぐに気づけますが、行動していない人から見ると「あまり区別はできません」
それっぽいロジックと、それっぽいデータがあると簡単に信じてしまうのです。
成功本ばかり読み漁っている人がなかなか成功しないのもそういう理由が大きいです。
自分で試して検証しないので、「情報の目利き力」が上がらないのです。
本当は本人も気づいているはず
でも、本当は本人も気づいているはずです。
「それをやりたい」という気持ちがあればなおさら、「あとはもう行動するしかない!」っていうことに気づいているはずです。
じゃあ、なぜ行動できないのか?
「失敗するのが怖い」ので行動できないのです。
確かに失敗って怖いですよね。
でも、初めてやることがうまくいかないのは当たり前のことです。
それは、知識や情報があっても同じです。
いくら知識や情報があっても、慣れが必要なことや複雑なことをやろうとした場合は、一発でうまくいくことの方が少ないです。
むしろ、失敗ということではなく、「実験」のつもりでやってみましょう。
僕もnoteでいろいろ実験をしています!
僕もnoteでいろいろ実験をしていて、実験の結果得られたことも多いです。
思っていた通りにいくこともあれば、思っていたのと違う結果になったりもします。
これが「成功」「失敗」という軸で行動していたら、おそらく心が折れていたと思います。
でも、実験なので予想外の結果全てをポジティブに受け止めることができます。
何より、そう考えることで「行動」を止めることがないので、ずっと経験値が溜まってレベルアップしていける環境になっています。
結局、行動しなければ何も始まりません。
行動した時に思っていた結果が出なかったとしても、それは「検証」です。
行動してみたという実験を行なった結果、新しい事実を知ることができた。
それだけでも成功に一歩近づいています。
そこでまた新たな行動を起こし課題を見つけ、課題を乗り越える努力をしていく。
そして、どこかのタイミングで成功をつかむ。
だから「結局、行動できる人間が強い」のです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
もし、この記事が気に入ったら「スキ」をお願います。
よければ、「フォロー」もお願います。
あなたの「スキ」と「フォロー」が次の投稿のエネルギーとなります。
では、また!
発信力を鍛えていきたいと思っています。いただいたサポートは本などのインプットに活用したいです。