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パレスチナ

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2024年2月の記事一覧

パレスチナ支援を日本が停止する事、それは虐殺への加担。

パレスチナ支援を日本が停止する事、それは虐殺への加担。

【ICJ国際司法裁判所の判決と、日本のUNRWAへの拠出一時停止】

①ICJ国際司法裁判所の措置命令

南アフリカがイスラエルを提訴したジェノサイド裁判の措置命令が、先週26日(金)に出た。自動翻訳で生中継で視聴した。

結果は既に報道されているように、イスラエルに対して

・ジェノサイド的行為のやめるよう求めたもので、「ジェノサイドを防止するために全ての措置をとる」よう要請したものであった。

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ガザの医療を遠くから支える

ガザの医療を遠くから支える

病院とその周辺地区へのイスラエル軍の攻撃による負傷者を懸命に治療する医師にとって、チャットは命綱だった。

サイモン・フィッツジェラルド、オサイド・アルサー
2024年2月25日(日)
翻訳:Rico Ocampo

1月下旬、私たちはガザ南部のナセル病院に残る唯一の外科医、カレド・アルサー医師と世界中の医師を結ぶグループチャットを作った。

数か月前までナセル病院は外科医10名と外科研修医10名

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殺されることについて、殺させない意味について ―イスラエルによる虐殺―

殺されることについて、殺させない意味について ―イスラエルによる虐殺―

文責:疋田香澄
(送付係)

 あなたは殺されそうになったことがありますか?私はあります。
 ですので、殺されることについて自分の考えを書こうと思います。

 現在、イスラエルがパレスチナ・ガザ南部のラファで大規模な虐殺を進めています。これまでもイスラエルは、南部への「避難」を民間人に要求しながら虐殺を行ってきました。ラファは最南端にある小さな地域で、そこに140万人以上の避難民と住民が追い込まれ

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黙っている間に殺される人たちがいる――ガザ即時停戦を求める広島の声

黙っている間に殺される人たちがいる――ガザ即時停戦を求める広島の声

 イスラエル軍がパレスチナ自治区・ガザ地区に侵攻を始めてから、まもなく4カ月となる。国際連合人道問題調整事務所(OCHA)によると、侵攻開始(2023年10月7日)から2万6000人以上が死亡し、6万5000人が負傷した。停戦の時期はいまだ見通せないものの、伊藤忠商事は5日、子会社とイスラエルの軍需企業が結んでいた協力関係促進のための覚書を終了させると発表した。「戦争犯罪、国際法違反、人権侵害に日

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