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【朝読書】恋愛や夫婦関係でも使えるグルグル思考法

今回は、永田豊志さんが書かれた「トップ1%の人だけが実践している思考の法則」の本について読んだので、紹介します。

思考の法則

今まで色々な本を読んできた中で、PDCAサイクルというものを聞いたことがあるという人は多いと思います。

いわゆる、Plan→Do→Check→Actionをサイクルで回すというものです。

でもこれは、かなりざっくりしたものだということがこの本を読んで感じました。

なぜなら、"Plan=計画"をする前に必ず何らかを見つけたり、考えたりしているからです。

そこにこの本では気づかせてもらったので、紹介していきます。

5Aサイクルとは?

この本の中で出てくるのが、「5Aサイクル」と言われるものです。

どういったサイクルかというと

Awareness:顧客の抱える問題の「認知」

Approach:問題解決のための従来と異なる「アプローチ」

Action:アイデアのスピーディーな「実行」

Analysis:仮説と実行結果の差異に対する「分析」

Adjustment:マーケットニーズに合わせた柔軟な「適応」

この5つをあわせて「5Aサイクル」とこの本では言っています。

このサイクルを何度も何度もグルグル回すことで、ビジネスのクオリティが上がると書いてあります。

私は勝手に「グルグル思考法」と名前をつけたのでタイトルもそのようにしてみました。笑

ただ、小難しく書かれていたので、もっと簡単に例えることができなかなと思って、自分なりに例えてみたので、紹介します。

恋愛や夫婦ケンカでも応用できそう

本ではかなり小難しく書いてあったので、もっと頭にスッと入ってくるような例えはないかなと考えてみました。

みなさん「彼女や奥さんが口を聞いてくれない」や「彼氏や夫が何か怒ってるけど、理由がわからない」という経験があるかと思います。

そこで、「彼女や奥さんが口を聞いてくれない」状況に例えてみました。

Awareness:何が原因だったかを探り、推察する

例えば、

「冷蔵庫にあったスイーツを勝手に食べた」

「誕生日や記念日を忘れていた」

など原因を探って、推察していきます。

もちろん、どちらも私も経験があることで、特に記念日を忘れていた時にはよく口を聞いてもらえなくなることがありました。笑

Approach:原因だと思ったことを解決する方法を考える

例えば、

原因が、「記念日を忘れていた」ことだとします。

1年ごとの記念日を毎年祝っていたのであれば、「記念日の半年ごとにお祝いする」や「記念日でも何でもない日にちょっとしたお祝いをする」などを考えます。

この時、「従来と異なったアプローチ」にしなければならないので、「来年の記念日にお祝いを忘れないようにする」などでは全くダメです。

もっと異なる方法を考えていく必要があります。

Action:考えた方法を実行する

ここは、Approachのところで考えたことを実行していきます。

「記念日の半年ごとにお祝いする」

「記念日でも何でもない日にちょっとしたお祝いする」

「全く違う記念日を作って、お祝いをする」

などを実行していきます。

Analysis:考えた原因と実行した結果、相手の反応がどう変化したかを考える

ここでは、先ほど実行した結果、彼女や奥さんの反応や態度がどう変わったかを考えていきます。

「以前と同じように話をしてくれるようになった」であれば、原因と実行した結果が正しかったと言えます。

「少しだけ話をしてくれるようになった」であれば、原因と実行した結果が違ったことを意味しています。

その場合には、

「実は記念日ではなく、2人で買ったアクセサリをデートの時につけていなかった」など、口を聞いてくれなくなった前後の出来事を思い出します。

そこから深掘りして考えていきます。

Adjustment:実行した方法を修正する

Analysisで、どう変化したかを考えた結果違った場合に、ここで修正をしていきます。

「一緒に買ったアクセサリは毎日つけるようにする」

「記念日の前日にアラームが来るようにする」

など少しずつ修正していきます。

この5Aサイクルをグルグル繰り返す

つまり、2人の関係改善のためにこのサイクルを繰り返して、徐々に関係回復に向けていくわけです。

実は、意外と身近にこの5Aサイクルを使っていることがわかったのではないでしょうか。

僕も実はこのサイクルって意外と使っているなってことに気づきました。

ただ、今までこの5Aサイクルを知らない内に使っていましたが、あまりに的はずれなことばかりしてきたと思います。(泣)

さらには、このサイクルを何度もグルグルさせずに、1回で終わらせていたことが多かった気がします。

というか、諦めていたと言った方が正しいかもしれません。

みなさんは、1回で終わらせないようにグルグル回しまくってください!

僕なりの大切だと思ったこと

5Aサイクルの中でも僕なりに大切だと思ったのは、「Approach」です。

なぜなら、単なる方法を考えるのではなく、「従来と異なるアプローチ」であるからです。

意外とここって見落としがちではないでしょうか。

「彼女や奥さんが口を聞いてくれない」といった状況になると簡単にすぐできる方法が何か好きなものを買ってあげるということです。

でもこれって相手を逆ギレさせてしまう危険性があります。

というか、逆ギレさせた経験もあります。

つまり、ここでは簡単に思いつく方法ではなく、もっと違ったアプローチを考えて考えまくることが重要だと思います。

この本で身近な例を考えながら、ここをかなり見落としてしまっていたなと改めて思い知らされました。

この本は、まだまだ学べることがありそうなので、じっくり読んでいきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。




ビジネスでの使い方として小難しく書いてあるので、私なりに置き換えて考えて見ました。


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