[AI画幻想]水辺の車椅子
飛べなくてもいい
ただ 水辺に行ける車椅子が欲しい
ひとりで海が見たい
ひとりで波と戯れたい
波がおだやかなら海につかろう
膝までのつもりで入るが
入ればきっともっとつかりたくなる
腰までつかれば
海の命が迎えてくれそうだ
会話は水の中で交わされる
もっと話したくなって胸までつかる
波がとてもおだやかなら
首までつかる
水平線に沈む夕日を
水面の高さで眺めたらどんな気分がするだろう
太陽と同時に沈んでみようか
歩ける人は皆そんな経験をしているのだろうか
太陽と一緒に水にもぐって
浮かび上がったら仰向けになって
天の川
海と空はどちらが広いのか
そんなことを想いながら
眠ってみたい
そうすれば きっと宇宙だ
※絶対にやろうとしないで下さい! 介護者がいても危険過ぎます!