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ポジティブになれる英語の名言

標題の本をKindle Unlimitedで見つけ、サクッと読んでみました。印象に残った言葉を備忘録として残しておきたいと思います。

The more I learn, the more I realize I don’t know. The more I realize I don't know, the more I want to learn.

アルバート・アインシュタインの言葉です。文法的には「The + 比較級, the + 比較級」(~すればするほど、ますます・・・だ)が使われていますね。

これって「学習」の真理だと思います。自分の場合も学生の時は明らかに学ぶ姿勢が欠けていましたが、一度学び始めると自分の至らなさと否応なく向き合わなければならず、そこからいろいろなことを学びたいという欲求に駆られるようになって今に至ります。

Education is the most powerful weapon we can use to change the world. 

ネルソン・マンデラの言葉です。この言葉を信じて、私は日々教育に従事していると言えます。マララさんも”Education is the only solution. Education first.”と言っていましたね。

If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?

スティーブ・ジョブスの有名な言葉ですね。文法的には仮定法過去(現在時制における非現実的な内容)を使ってます。be about to ~「まさに今~するところだ」という表現も使われています。be about to ~は「to不定詞の未来志向」を教えるときにもよく使う表現です。

この言葉はスタンフォード大学の卒業式における伝説的なスピーチの一部ですが、33年間毎朝鏡を見ながらこの言葉を自分に投げかけていたという逸話付きです。

毎日悔いなく生きたいものです。

Take time to deliberate, but when the time for action comes, stop thinking and go in.

ナポレオン・ボナパルトの言葉です。deliberateは「熟考する」という動詞です。同義語としてはconsider, ponderなどがあり、高校生なら知らなくてはいけない単語です。

最後の”stop thinking and go in"っていうのが、本質的な気がします。多くの人がthinkしすぎてgo in(act)できずに終わってしまうからです。失敗を恐れずに行動する勇気がなければ、成功はつかめないということですね。

It's never too late to be who you might have been.

ジョージ・エリオット(作家)の言葉です。なりたかった自分(なれるかもしれなかった自分)になるために遅すぎるということはなく、何歳になってもチャレンジしなきゃと思わせてくれる言葉です。

Being honest may not get you many friends but it'll always get you the right ones. 

ジョン・レノンの言葉です。正直であること、素直であること、何事も真摯に向き合うこと。このようなことを忘れなければ、周りには良い人が集まってくれるのではないかと思います。また、友人は必ずしも多ければいいものではなく、本当に心を許せる友人が一人でも二人でもいればそれは何物にも代えがたい気がします。

Peace cannot be kept by force; it can only be achieved by understanding.

アルバート・アインシュタインの言葉です。現在もミャンマーやアフガニスタンなどでは武力で国民を支配しようとする組織が国を牛耳っています。平和とは程遠い現状を国際社会の力で変えられればいいのですが、そんなに簡単ではないことは歴史が証明しています。それでも対話を重ね、理解を図ることが唯一の解決策であることに変わりはないと思います。

Only do what your heart tells you.

ダイアナ妃の言葉です。ダイアナ妃は日本ではその美しい容姿ばかりに脚光が当たっていた気がしますが、慈悲深い母親であり、人道主義者でもありました。また、あまり知られていませんが、若い頃にたくさん苦労をしています。(両親の離婚や16歳の時に落第を経験したりしています)

イギリスの王室はよく日本の皇室と比較されますが、イギリスのロイヤルファミリーはより人間らしい人生を送っていますよね。真子様の結婚騒動を見ていても思いますが、皇室の方々は幸せに暮らす権利を持っているのでしょうか。ダイアナ妃の言うように、自分の心が語り掛けるままに生きられたらいいのですが。

Whoever is happy will make others happy too.

アンネ・フランクの言葉です。Whoeverは複合関係代名詞と言い、「~な人ならだれでも」と「誰が~しようとも(譲歩)」という2つの意味がありますが、ここでは前者の意味で使ってます。

「自分の幸せ=他人の幸せ」だと常に思っています。一番大事なのは自分の家族の幸せであり、次に自分の生徒たちの幸せを大事にしています。それらがかなえば、必然的に自分も幸せになれます。頑張ります。


たまには偉人の言葉に耳を傾けるのもいいですね。日々の忙しさゆえに忘れがちな人生の真理を思い出させてもらいました。


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