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能力と人格の成長方法【発達科学・認知科学】

成長には個人差がある
石の上にも三年
時間が解決する
我慢して続けましょう
それは○○のせいです
それはしょうがない


どなたでも、上記のようなアドバイスを一度は受けたことがあると思います。しかし、これでは適切なアドバイスとは言えません。

何かに取り組んでいても、成長の実感や実際に結果を残すことができない。つまり、物事が上手くいかない時、人は諦めたり、我慢をして続けるなどの選択をします。

諦めればそれまでの話ですし、おそらく何も策を講じなけば、そのまま続けていても、良い結果を望むことは難しいでしょう。

うまくいかない時は

そのような時にどうすれば良いかというと、"現在の自分よりも、より良い自分になる"ということを考えるのです。

具体的に何をすれば良いのかと言えば、自己能力と人格を成長させるということです。この考え方を、発達科学や認知科学に当てはめてご説明すると、以下のようになります。

自己能力と人格の成長方法

自己能力や人格、これらを効果的に成長させるためには、まず多くの情報や知識が必要です。

さらにその情報や知識を実践したり文章にして、自分なりに表現をすることで、大きく成長を促進することが可能となります。

自己能力の成長

能力的な成長であれば、まずはたくさんの本や資料を読み込んだり、様々な情報を見たり聞いたりすることで知識を集めます。

しかし、情報や知識を集めて頭にいれただけではほとんど意味がありません。これは、スマホに新しいアプリをインストールしただけという状況をイメージすれば分かりやすいでしょう。

新しい情報や知識を集めたら、自分なりにまとめたり、本当に正しい情報なのかと比較や考察をしたり、実際にそれを利用することで、初めてその情報や知識が自分のものになるのです。

人格の成長

これも自己能力と同じように、情報や知識を得ていくことから始まるのですが、自己能力の成長とは情報の種類が異なります。

例えば、自分の尊敬できる人の行動を理解したり、その人の考え方や内面を理解してみましょう。

これも自己能力と同じく、ただ情報を集めるということではなく、その人物の良いところも悪いところも含めて、なるべく正確に、その人物を客観的に捉えて認識をするということです。

もちろん、本や資料で様々な思想や主義を学ぶことも重要です。その上で、このようになりたいという人格を吟味して、その考え方を実行していくのです。

脳は間違えをおぼえる

上記のように、人間の能力や人格などの成長は、情報や知識を得て、それを実践することによって加速していきます。

ですから、情報や知識、実践の質も量も妥協をする必要は全くありません。しかし、人間は成長をしていくうちに間違えてしまうこともあります。

"間違え"について最初に認識しておくべき重要なことは、「間違えることは、決して失敗ではない」ということです。

脳は「間違えた」と思うことによって、強くその情報を記憶をするため、その記憶がより印象的なエピソードとして残っていきます。

間違えはマイナスではない

私がコーチングや心身の治療をしている時に、クライアントから「間違えてしまった」「ミスをしてしまう」というような声を聞いた時、「間違えたことがわかって良かったね」と伝えます。

間違えることは、それに気づいた時点で、自分のゴール達成に1歩近づいたということであり、それはすなわち、成功の確率を上げたことを意味しています。

間違えたことや失敗を"良くないことだ"と認識をすることが本当の間違えであり、失敗なのです。

どのようなことが起ころうと、まったく気にする必要はありません。自分の思うように、自由に人生を歩んで行き、その道を間違えたのなら、シンプルに修正をしていけば良いのです。

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