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あなたの会社の経営理念はホンモノですか?

こんにちは!もうすぐクリスマスですね。
土日ですし家族や友人とお出かけされる方も多いのではないでしょうか。
わたしも美味しいものを食べる予定です!最近も毎日忘年会続きで、たくさんの人と交流できて嬉しい。

さて、今回は私の著書『社員を喜ばせる経営』(現代書林)より、
今いる社員が辞めずに育つ、人材育成の成功法則をお届けいたします。
事務所を立ち上げて10年と少し経った私の経験談です。
書籍から引用しつつ、当時を振り返りながらお話します。
シリーズものですが、ここからでもお読みいただけます。


自社の「本物の経営理念」を掲げよう。

私がどのように行動したのかを簡単に紹介しながら具体的なノウハウについてお伝えします。
経営理念をどのように考え、いかに自分の会社らしいものを確立していくかを考えていきます。

松下幸之助の言葉に会社改革の道筋を見出した私は約2年かけて勉強し、自分自身を見つめた結果、以下のような当社の「本物の経営理念」を打ち立てることができました。

「TOMAコンサルタンツグループ経営理念」
明るく・楽しく・元気に・前向きな
TOMAコンサルタンツグループは本物の一流専門家集団として社員・家族とお客様と共に成長・発展し共に幸せになり、共に地球に貢献します。


この理念は明るい人・楽しい人・元気な人・前向きな人 
こういう人が人から好かれますので、
TOMAの社員はそういう姿を目指しましょうという方向性です。

お客様もそのようになってもらうために、我々もお客様を明るくさせる・
楽しくさせる・元気にさせる・前向きにさせる
そういう集団でありたいということをここで一番謳っています。
「明るく・楽しく・元気に・前向き」とは誰のことなのかというと、
「私」なのです(自分で言いますが非常にポジティブです)。

経営理念は皆さんの会社の定款に入っていますか?
私どものグループは10個の法人で出来ているのですが、10法人すべての定款にこの理念を入れています。

方向性や性格、社員はこうなろう、お客様にこうなってもらおう、
日本中にこうなってもらおう。

「明るく・楽しく・元気に・前向き」な
国になったら、
地域になったら、
お客さんになったら、
「良いでしょう!」という考え方なのです。
全て出来てるわけではないけれども、そう言っていると幸せになれます。

本物の一流専門家集団 「本物になろう」

我が社は10くらいの部門のコンサルタントがいます。
それぞれ全く違うことをしていますが、それぞれが一流です。
それらが集まり専門家の集団になっています。

「社員・家族・お客様と共に」ココがポイントです。「お客様と社員・家族」ではなく、「社員・家族とお客様」なのです。
うちには人材育成理念があり
社員・家族の幸せづくり優先がお客様の幸せづくりへの近道
こういうキーワードがあります。

お客様を幸せにしたかったら、まず「社員を幸せにすること」です。
社員さん1人の幸せが更に膨らむように、家族も幸せになってもらう。
これがTOMAの考え方です。
だから「社員・家族とお客様と共に成長発展する」我々だけが成長するのではなく、お客様も含めて共に成長発展し、共に幸せになる。そして共に社会・地球に貢献します。
我々はこういう理念を掲げています。
これを毎回唱和することで、社員に実感してもらいます。

アファメーション

この言葉をご存じですか?
目で見て、口に出して、その言葉が耳に入って落ちるという思い込みづくりです。
自分を幸せにするマインドセットのひとつで、ポジティブな言葉を使ってお客様も幸せになれる手法なので、この手法で潜在意識に浸透させてもいいと思います。

さて、今のTOMAの経営理念ですが、私が魂を込めて作ったものから言葉が少し変化していますが、根本理念は変わりません。

これは誰からも真似されない独自のものです。
色んな会社の経営理念を見てきましたが、どこからか持ってきた「借り物」もよく見かけます。
先日も、豊かな生活といった意味合いを別会社から取り入れ理念に入れていた会社が、
リストラしたり、クビにしたり、ボーナスを無しにしたり、
全く違うことを行っていました。
やはり、借りものは浸透しづらいですよね。
自分の本心から出ているものは違います。
価値ある企業を作って、会社に貢献したいと願い、魂から湧き出た経営理念がいいです。

私はこの考えを大切に思っているので、
経営理念が万が一にもなくなるということは、私の生命がなくなることと同じです。経営理念を批判するということは、私の生命を批判することだと思っています。
ただ、私は会長になり、社長を譲っているので現社長がどういう考えでやっていくのかは分かりません。
理念が大幅に変わることはないと思いますが、変えても良いのではないかと思っています。

「社員を喜ばせる経営」を実践して成功するためには経営者自身の生きた血の通った「本物の経営理念」を掲げる事が不可欠だと思います。
TOMAは日本一多くのお客様の経営理念を作っています。
ですから何かありましたら、ご相談いただければと思います。

経営理念というものは、まずは社長が決める。または役員が皆で決める。
それを社員へ渡す。壁に貼る。英語にする等、皆で確認しあう。
定期的に唱和をするなどの中で経営理念を徹底させることが大切です。

経営理念がある会社とない会社


産業能率大学の宮田矢八郎教授は、
「本物の経営理念がある会社とない会社では経常利益に1.76倍の差がでる。」
と発表しています。
そのくらい会社の力となるのが経営理念です。

飾り物ではない、
世界にたった一つしかない、
自社だけの経営理念を作ってみませんか?

例えばお客様ファーストで、社員の事が全く語られていない。社会貢献が全然できていない理念は難しいですね。
社員の幸せ・お客様の幸せ・地域の幸せ、または社会貢献などを入れて理念にしていかないと片手落ちになってしまいます。
是非、皆さんで理念を作りましょう。
そうするとそこにプライドが出て自信がでます。

私どもがホームページでそれを謳うとそこから応募がきます。
「明るく・楽しく・元気に・前向き」な会社になりたい。
そんな人になりたい・そういう会社に入りたいと思っている人からの応募が増えているのがTOMAです。

是非、皆さんも実践しませんか?TOMAでご指導もさせていただきます。


 
 
 
 
 
 
 
 

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