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髪型がキマるとやる気出るよねという話

毎日、気になった日経新聞の記事を取り上げています。
本日は『「部活ヘアサロン」と新世代 敵は組織への過剰適応』(2024/08/05)です。

気になった記事の要約

神戸弘陵学園高校では、サッカー部の選手たちが練習中に「臨時美容院」でヘアカットを受け、ポジティブな感情を高める取り組みが行われています。この活動は、福岡県の飯塚高校サッカー部の中辻監督が始めたもので、選手が自己表現を通じて自己肯定感を高めることを目指しています。マンダムはこの「部活ヘアサロン」を全国に広げ、若い世代に合わせたアプローチが重要だとされています。企業も、新世代の価値観に対応しなければならないと指摘されています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD017MI0R00C24A8000000/

所見

皆さんの学生時代、野球部といえば丸坊主。

他の体育会系の部活も女子でさえも髪はできるだけ短いのが当たり前だったのではないでしょうか。

一つの価値観を強制することは、目標達成への一体感を高めつつ、指導しやすい環境をつくることができる点で優れていました。

しかしそれには限界があり、生徒の内発的動機を高めるのではなくあくまで半ば強制された動機づけの側面が強かったように思えます。

多様な価値観が浸透し、必ずしも全国優勝だけが目標にはならない現代の部活動において、もっとも重視することは生徒がいかに自分自身を全力で表現し活き活きと取り組むことです。

そのためには内発的動機付けが必要で、記事の「部活ヘアサロン」はその手段の一つです。

特に学生時代は髪型がキマると嬉しかったですよね。

自分だけ美容院に行くとかっこつけていると思われがちですが、こうした取り組みだと周りの人も使うので恥ずかしさがありません。

練習メニューを生徒自身が考えることも内発的動機付けを高める一つでしょう。

こうした取り組みは企業の組織活性化にも活用できそうなので考えてみます。

本日も健やかな一日を過ごしましょう!

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