【名言-6】ことばのお洒落は、ファッションのように遠目で人を引きつけはしない。無料で手に入る最高のアクセサリーである。ー向田邦子
向田邦子さんの名言を紹介したいと思います。
向田さんはテレビ脚本家・エッセイスト・小説家。
『時間ですよ』・『阿修羅のごとく』などの人気作品の脚本家としても大活躍し、1970年代では倉本聰さん・山田太一さんと並んで『シナリオライター御三家』と呼ばれていました。
1981年には第83回直木賞を受賞。
向田さんの数々の功績をたたえ、1982年には『向田邦子賞』というテレビ業界初の優秀な脚本作家に贈られる賞が作られました。
自分に似合う、自分を引き立てる
セーターや口紅を選ぶように、
ことばも選んでみたらどうだろう。
ことばのお洒落は、ファッションのように
遠目で人を引きつけはしない。
無料で手に入る最高のアクセサリーである。
流行もなく、一生使えるお得な「品」である。
ただし、どこのブティックをのぞいても売ってはいないから、
身につけるには努力がいる。
本を読む、流行語を使わない、人真似をしない。
何でもいいから手近なところから始めたらどうだろう。
-向田邦子
私たちにとって『ことば』は、欠かせないもの。
どんな『ことば』を話すかで、『人となり』を表現します。
けして、お金で買えられないし、短期間でどうこうなるモノではありません。
30歳を過ぎ早数年。
大人の女性らしい品性を身につける為にも本などで使われる、美しい日本語を使っていきます。
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