絶対にここに置いたのに無くなるあの現象
息子の傘が無くなりました。
ドクターイエローの傘。
昨日保育園から帰る時、自転車に乗るまで息子が持っていました。
家に着いた時にはもうありませんでした。
どこで落としたのか。
保育園には届いておらず、傘立てにもありません。
こんな時、よく思い出す漫画があります。
『アウターゾーン』
週刊少年ジャンプで連載していたオムニバス形式のミステリーホラーです。
世にも奇妙な物語的な雰囲気のヤツです。
その中に出てくる、決して見てはならない妖精。
タレントの誰それが見たというようなおっさん妖精ではありません。
小さいゾンビのような見た目。
そして強く、凶暴。
絶対に家で見失うような状況でないのに、モノが突然無くなる。
それは彼らの仕業なのです。
彼らの目的はもう忘れました。
記憶も曖昧です。
ただ彼らを見てしまうと、見たことがバレると殺されます。
ずっと追いかけられます。
小学生の私にはトラウマでした。
今もトラウマ。
絶対にここに置いたのに無い。
さっきまでここにあったのに無い。
そしてあり得ない場所から見つかる。
私にはしばしば起こります。
そんな時、彼らの仕業だと思ってしまうのです。
そして彼らを見てしまうことを恐れながら、同時に探してしまうのです。
まぁ傘は彼らが持てない大きさだし、家の外の話なので関係ないのですが。
息子に新しい傘を買おう。
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