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目薬×「お口ぽかん」が目にイイ理由。

こんにちは。
東杏印刷のオンラインストア「いいすと」です。

最近いかがお過ごしでしょうか。
日も目にみえて長くなり、春が近づき暖かくなってきましたね。
そうなるとでてくるのが花粉症です。


目薬さすとき口ぽかん、してますか?


最近は目が痒くなるので目薬をする機会が多いのですが、口を開けて目薬をさすのが不思議でなりません。


調べてみると、目薬を点眼する時に口を開けるのは、涙の排出を促すため、だそうです。

涙は目の表面に塗布された目薬を拭き取る役割があり、目薬を点眼した後、涙を出すことで目薬の効果を最大限に引き出すことができます。
目の周りの筋肉は、口の周りの筋肉と密接に関連しています。口を開けることで、眼輪筋という目の周りの筋肉が刺激され、涙の排出を促すことができます。
また、口を開けることで顔面神経が刺激され、涙の分泌を増やす効果もあります。
つまり、目薬を点眼する際に口を開けることで、目薬の効果を最大限に引き出すために必要な涙の排出や分泌を促すことができます。

…なるほど、ためになりました。

というわけで、今回は点眼瓶について述べていきたいと思います。

最近では様々な目薬があります。
目の乾燥状態を抑えるためのもの、炎症を抑えるためのもの、かゆみ解消のためのもの、また、清涼感をえるためにさしている方もいるでしょう。

最古の目薬は古代エジプト?!


記録に残っているところでは、いまから3,500年程前、古代エジプトの多数の薬の処方が書かれたパピルスに、目薬と思われる処方が書かれていたとのことです。
ここでは原材料については省略しますが、おそらく塗り薬の一種だと思われます。

日本では室町時代に履歴があります。
二枚貝の一枚に軟膏のような薬剤を入れ、もう一枚に水を入れて薄めて目に塗る目薬が誕生。
その後江戸時代に入り、ヘボン式ローマ字を広めたジェームズ・カーティス・ヘボン、そのヘボンに目薬の製法を教わった岸田吟香が作成した精錡水(せいきすい)が日本で初めての点眼薬と言われています。

目薬容器にも歴史あり


さて、時代は変わり、現代になるにつれて医療機関の発達とともに、服薬にあたっての技術も進歩してきました。
初めはガラスでできた容器で、直接目に点眼していました。

その後ポリプロピレンやポリエチレン製の容器が誕生し、今日のようなかたちに。
ガラスの瓶も使用後は洗浄して再生利用ができるメリットはありますが、なんといってもポリ製は軽いし比較的丈夫。ポケットにも入る大きさで場所を問わず目薬をさすことができるのは文明の恩恵によるものですね。

さて弊社にも点眼容器、ございますよ↓

キャップの色がカラフルでちょっとかわいいでしょ?
眼科だけでなく、動物病院からもご注文をいただいています

目薬命中アイテム、あります!


「目薬さすのニガテ…」
という方、けっこういらっしゃるんです。

ご高齢者などで手の力が入りづらく、位置が定めにくい、というケースも。

そんな方には、↓こんなアイテムがあるんですよー☆

目にがばっとかぶせて点眼できる頼もしい器具。

あ、この写真の方は「お口ぽかん」していませんね…
ともあれ、目薬ニガテ問題でお困りの方にはおすすめです。


さて、note担当の飯嶋は「お口ぽかん」派、山本は「そんなに開いてないかも?」派。皆さん、お手元の目薬を取り出して、試してみてくださいね。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。(飯嶋・山本)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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