発達する技術と、衰退する心

映画をみた帰りに散歩しながらぼんやりと思ったことです。


スマホとか、家電とか、移動手段とか、なんでもかんでも便利になってますね。自分はどちらかというとまだまだ若者と呼ばれる年齢なので、比較的、テクノロジーの便利さを享受している人間だと思います。


ただ自分のこころってたぶんもろいし、よわいなって思うことが、人生でなんどもありました。


昔の人よりこころのたくましさって鍛える機会がすくなくなってるんじゃなないかなって思いました。
大河ドラマでもなんでもいいですけど、昔って、身近に死があったり、病気があったり、生きるだけでせいいっぱいですよね、今に比べたら。


それに対して現代ってそういったベーシックな意味で生きていく分には、もちろん大変ですけど、特に日本だと楽になってると思います。

この大変さのゆらぎって、あってこそ心の筋肉がはったつしていくところなのに、ゆらぎを減らすほう減らすほうに、そのゆらぎはテクノロジーが吸収してくれているのかな、とか思いました。


そのことを自覚して、もうすこし大変だな、つらいなってことも、やっていくことで、こころの筋肉は鍛えられるのかもしれない、と思って、やっていけばいいのかな。


【東京のパン屋さん_人にするまでもない話_10】


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