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【第3回】PLATEAU×3D動画 動く3Dキャラクターを作成してみた

みなさんこんにちは!
東京地図研究社、広報販売グループです。
今回はPLATEAU×東京地図研究社、第3回目の投稿です!

今回は地図からは少し離れて、3Dキャラクター動画に挑戦してみました。1か月ほどたってしまいましたが、当社の年賀状動画のご紹介です。

普段から趣味でVRやARを使いこなす、社員Sさんの挑戦です。



1.年賀状動画

まずはこちらをご覧ください。


代々木から眺めた花火と初日の出の動画です。
当社のオリジナルキャラクター、decoちゃんとbocoちゃんも立体的になっています!建物データにPLATEAUを使っていますので、実際の建物が表現されていると思います。

2.制作について

 ここからは、あけおめ動画の制作方法について簡単に説明します。使用したソフトウェアは、BlenderUnityAdobe Premiere ProAdobe Expressです。 

A.キャラクターデザイン

 業界内では有名(?)な私たちのオリジナルキャラクター、decoちゃんとbocoちゃんの3D化はBlenderを使用しました。Blenderはオープンソースの3Dコンピューターグラフィックスソフトウェアで、モデリング、アニメーション、レンダリングなどの機能があります。

このソフトウェアを使用して、四角や丸などの物体を変形させて顔や腕などを作っていきます。

B.シーンの設定

シーンの設定ではUnityを使用しました。
Unityは多機能かつクロスプラットフォームのゲーム開発エンジンで、3D/2Dゲーム制作やAR/VR開発ができます。

まず、PLATEAUモデルをインポートします。
動画の舞台は代々木にあるドコモタワー周辺。
(35.68425322064273, 139.70143546428915)

次に、パーティクル(粒子)システムを使って花火を作ります。
詳しい作り方については以下をご参照ください。


上空からの花火!きれ~い

続いて、日の出を表現するために空の色合いを調整します。
詳しい作り方は以下をご参照ください。


朝日が昇ってきました

さらに、ドコモタワーをライトアップします。
タワー上部にカラーライトを放射することでライトアップ演出が簡単にできます。ちなみに元旦の日は赤にライトアップするようです。

ライトアップすると特別感がありますねぇ!

C.動画編集

最後は動画編集です。
今回はAdobeの動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」「Adobe Express」を使用します。

テキストや音楽を挿入し、再生時間などを調節します。

これで完成です!

3.おわりに

PLATEAU×あけおめ動画、いかがでしたか?

ペーパーレス化が加速している昨今、お取引先からの年賀状や暑中見舞いなどをメールで頂くことも多くなりました。
季節や用途にあわせてBGMやシーンを工夫すれば、これからも色々と応用できそうです。

まだまだ検討段階ですが、PLATEAU×3Dでdecoちゃんbocoちゃんの
ゲームとか作れたら楽しいよね!!なんて話も出ていたり……
可能性は無限大ですね!皆さんに楽しんでいただけるようなコンテンツを
さらに増やしていけたらと思います。
SさんのPLATEAU×3D、次回作にも乞うご期待!


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