自分も他人も分かっていない「未知の窓」の開き方
東京のカフェで朝活!
本日は2名で朝活-読書会を実施・・・の予定でしたが、色々とお悩みがあるとのことで人生相談会になりました。
といっても、私は話を聞いて、都度、質問しながら、その内容をメモに書くだけです。
一般的にコーチングと呼ばれるやつですね。
聞き手って大事
感覚的に、自分ひとりでグルグル考えてもまとまらない事ってけっこう多いです。
メモしないと留まりませんし、じゃあメモしようと思っても、自分の視点でしかメモれないので新しい発見に気づきづらいんですね。
この時、自分にない視点での質問をしてくれる聞き手が必要になります。
なぜ、なぜ、なぜ
では、どういう質問をしたらよいかというと、ひとつは深掘りです。
例えば、この仕事が好きなんですと言われたら、「どうして好きなんでしょうか?」と質問してみる。
そうすると「人と接するのが好きなんです」とか「物つくりが好きなんです」とか回答が返ってくる。
更に深掘りするなら「どういった時、面白さを感じますか?」と質問をすると、より具体的な回答が返ってきます。
こういう感じで、深く深く掘っていくことで、自分自身も気づいてなかった理由に気づけたりします。
別の視点を入れる
深く掘るだけでなく、別の視点の質問をするのも効果的です。
例えば、営業職の子が「人と接するのが好きなんです」といった場合、「それはサービス業でも良いんじゃないですか?」と聞いてみるとか
「物つくりが好きなんです」といった場合は、「別に今作っているものじゃなくても良いんじゃないですか?」と聞いてみるとか
そんな感じです。
とにかく、こんな感じで質問を繰り返していくと、本人すら気づいていなかった深層へたどり着く事があります。
ジョハリの窓
こういった現象を説明するのに最も使われる心理学モデルが「ジョハリの窓」ですね。
これは、「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の情報を切りわけて分析する心理学モデルなんですが、こういったコーチングをすると、自分も他人も分かっていない「未知の窓」が開くことになります。
今日はおそらく「未知の窓」が開かれたのはないかと思います。
とにかく、参加された方にとって有意義な時間になっていれば幸いです。
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