屋上区 ex-東京アルプス

都市の屋上。そこにはまだ名前のない色々があります。様々なビルの屋上を開拓し、空レベルの…

屋上区 ex-東京アルプス

都市の屋上。そこにはまだ名前のない色々があります。様々なビルの屋上を開拓し、空レベルの体験を具現化します!切りとられた空をとりもどし、自分と都市を結び直す、「屋上びらき」で東京ビエンナーレ2021年参加アーティストに選ばれました。http://tokyoalps.com

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東京に24番目の特別区屋上区を作りたい(公式web完成&zin制作&開拓イベントの実施)

【屋上区とは】まずは知ってほしい 屋上区を作る動機 コンセプト webサイト(未完成)はこちらhttp://okujo-ku.tokyo/ 来年2021年夏、東京ビエンナーレ2022-2021に参加し、新たに屋上区が誕生しました。 東京の多くの未公開屋上にのぼり、そして沢山の屋上区民が生まれました。 東京ビエンナーレ参加を以て屋上区職員は仕事に子育てに日常に追われる毎日に戻って行きました。 あれから1年が経ち、屋上区は充電期間を経て活動を再開します!!! やはり屋

    • 東京23区の屋上の総面積が気になった話……

      こんばんは、東京アルプスの和氣です。 自粛下でちょっと楽しくなる発想ってないかな… なんかどーんと、心が広くなるような。 とか思いまして、半眼白目を剥いていたのですが、 ふと、東京の屋上の総面積ってどのくらいあんの? という疑問をもった。 論文見つけたとはいえ、図書館とかは行ける状況にないので、とりあえず広大なネットの海にダイブして検索してみた。 すると、 「東京都23区における屋根面積の実態把握と屋上緑化可能面積の推計」  泉. 岳樹* 松山 洋* * 日本建築学会計画

      • 子どもと登った屋上は、自粛生活下では救世主だった話。

        引き続き、緊急事態宣言延長で、行き場のなさがあるんじゃぁないかと思ってます。特に小さなお子さんのいる世帯では。 私、東京アルプスの和氣は、フリーランスのデザイナーとして活動していますが、保育園も登園自粛延長で、全く仕事のできない日々を過ごしています。子育てネタなので、苦手な方はスルーしてください。 迫りくる閉塞感 webやテレビやラジオでは、お家でこれを見ようとか、このゲームやこのチャレンジか楽しいとことを紹介しますが、小さな子供のいる私にとっては、雲の上の出来事。そうい

        • 屋上に行けない、日本の理由

          このご時世、世界中で #stayhome している中で、屋上で踊ったり、演奏したりして気晴らしをしている動画を度々目にする。その度に日本の屋上は、閉鎖的だなと感じガッカリしてしまうのだけど、改めて屋上に行けない理由を整理したいと思う。 ネットで情報収拾していると、1970-80年あたりまでは、学校や会社の屋上は解放されていたようだ。 引用:(1978年当時)しながわweb写真館 ちなみに、RCサクセションの「トランジスタラジオ」の歌詞に Woo 授業をさぼって Ye

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          東京と、なんでもない場所。「屋上びらき」

          東京の行き場のなさを東京にいながらにして脱することはできるか。あのドアを開ければ、あの階段を登れば。。 デザイナーの和氣です。「屋上びらき」では企画プランニングやプロジェクトの立ち上げを行っています。 私たち東京アルプスは「屋上びらき」というプロジェクトで、 東京ビエンナーレ2020にソーシャルダイブのアーティストとして参加予定でした。都市の未利用地である「屋上」を一つ一つ開拓して、アクティビティにつなげようというプロジェクトです。 しかし東京ビエンナーレ自体もコロナウイ

          東京と、なんでもない場所。「屋上びらき」

          再会屋上

          #StayHome [コロナが収束したら、屋上で会ましょう] こんにちは、東京アルプスの和氣(デザイナー)です コロナウィルスの蔓延が状況が続く中、みなさん色々なお気持ちで過ごさせれていることと思います。 かくいう私も、3歳の娘と自粛生活を続けています。 私たち東京アルプスは、東京の屋上を開拓し、屋上の体験化し、発信する、「屋上びらきプロジェクト」を進めてきました。 2020年開催予定だった東京ビエンナーレ2020にも出場予定でしたが、 そちらも1年の延期となりました。

          この後の世界で屋上は

          この事態の後の世界はどうなるのか。いろんな専門家が好き勝手予想しているので便乗して、この後の屋上はどうなって行くのか考えてみる。如何せん頭が悪いので、見当違いな事を書いてしまうかと思うが許して欲しい。 仕事の仕方や価値の変革が起きると言うのが一般的な見方で、私もそう思う。 その変革は屋上界も例外では無いと考えている。理由は2つ。 1つは、仕事の仕方。 テレワークを主体とする事で、都心に大きな事務所を高い家賃を払ってまでして構える必要が無くなり、小さな事務所か、地方都市

          この後の世界で屋上は

          音楽の屋上

          屋上から音楽が流れてくる光景を、音楽の街【御茶ノ水】で出来たらいいなぁと、ぼんやり思っている訳ですが、少し音楽と屋上について、つらつらと。 屋上といえば、音楽ファンならビートルズの「ルーフトップ・コンサート」を思い起こす人も多いと思います。 「ルーフトップ・コンサート」とは、1969年1月30日にザ・ビートルズがイギリス・ロンドンのサヴィル・ロウにあったアップル・コアの屋上で映画撮影のために突如行ったゲリラライヴである。事実上ビートルズの最後の歴史的なライヴ・パフォーマン

          「屋上屋を架す」

          東京アルプスの活動をしていると、ふと。 これの意味って何だろうか?と自分に問いかけたくなる事がある。 -東京に数多ある屋上という空地の利活用。 -屋上の中心とする新しい都会での暮らしの提案。 -文化的見地から屋上を考察し、屋上を再定義する試み。 -屋上に上がるという行為の意味を求める。 とか、言える訳ですが、結局は 「わからないけど、なんだか興味がある。昔、屋上に上がった時ワクワクした」 から。という事なのだろうと私自身今はそう思ってます。 知らない場所を旅する時に