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坐骨神経痛(梨状筋症候群、臀部の痛み、尻の痛み)の鍼灸治療

疫学:坐骨神経の支配領域に沿って疼痛やしびれなどが見られる病態。

原因:糖尿病、ビタミン不足、重金属中毒、椎間板ヘルニア、変形性椎弓間関節症、脊椎分離症、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症、前立腺腫瘍、子宮内膜炎、股関節脱臼、骨盤骨折、骨盤骨腫瘍、外傷、梨状筋症候群など。

一般的な治療法:原疾患があればその治療を優先する。鎮痛消炎剤や筋弛緩剤、ブロック注射などによる薬物療法など。

当院の治療法:器質的疾患が無く、いわゆる梨状筋症候群のように臀部の筋肉が坐骨神経を圧迫しているような病態であれば、当院では簡単に治すことが可能です。大腿を内旋(まっすぐに立ち、足を内側に回転させる)して痛みやしびれが増悪する場合は、梨状筋症候群の可能性があり、鍼灸治療が適応します。ヘルニアや腫瘍など、腰椎に器質的な異常が見られる場合は、基本的には鍼灸治療では治せません。 その他、殿筋の痛み、大腿部への放散痛、下肢痛などにも対応できますので、ご相談下さい。

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