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南北相法現代語訳

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江戸時代に活躍した観相家、水野南北が残した人相術の聖典『南北相法』の現代語訳版です。これまで『南北相法』の現代語訳版は数多出版されてきましたが、個人的に満足できるものがありません… もっと読む
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2021年7月の記事一覧

八相について

八相について

ここでは、人相を観るのに最も重要な観方の1つである八相(はっそう)について説明しています。以下は、『南北相法前編巻ノ三』から八相についての項目を抜き出し、現代語訳に翻訳したものです。原文の持ち味をなるべく活かしつつ、加筆している部分もあります。

八相の論
一 悪相の者は、相対すると、何となく相者の心に鋭い感覚が浮かぶ。また、何故か荒々しく心が打たれる感じがする。だが、相者には、見下すような感じが

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