第1回 にほん語ことだま研究会
第1回 にほん語ことだま研究会 研究報告
日時:2023年12月27日(水)10:00~12:00
場所:東京千住・ヰヱ
参加費:500円(お茶付き)
参加者4人
改田昌寛 ヰヱオーナー(主催者)
T.K. タビオヤタビコ(共同主催者)
M.G. オペラ歌手
Y.K. オペラ歌手
研究方法
1.サイコロを使ってランダムに文字を選択
2.参加者それぞれが、その文字を使っている単語(感嘆詞含む)を書き出す
3.参加者全員の出てきた単語をまとめる
4.でてきた単語をみて、その文字のイメージ、意味を考える
5.考察した文字をつかった単語をみて、その単語の意味を再考察する
6.文字を組み合わせて、新しい単語を作ってみる
ここから研究成果を発表します
第1回にほん語ことだま研究会ランダムに選択された
記念すべき第1文字目は
なんと
「あ」
でした。
偶然にしては凄すぎじゃないですか?
「あ」にはそのような“力”があるのかもしれません
というか、ぜったいにあるでしょ。
続いて「う」、
そしてまた「う」
僕の見ているユーチューバーが言っていました
「現代は「う」の欲望の競争原理の社会なんです」と
このタイミングで「う」が続いてでてくるのも、また不思議です。
続いて「な」「や」でした。
では、「あ」を使った感嘆詞を含む単語、列挙された文字を書いていきます。
「あっ!」「あ~ぁ」「愛」「ありがとう」「あいさつ」「あなた」「あれ」「あつい」「明るい」「あかちゃん」「あし」「頭」「遊び」「あか」「あお」「あさ」「あき」「あした」「あす」「あめ」「あに」「あね」「あう」「あく」「あみ」「あゆ」「あきた」「おかあさん」「あんこ」「あじ」「あり」「あまい」「あむ」「あきる」「あんた」「あびる」「ある」「あらい」「あきんど」「あるく」「あゆむ」「あじわう」「あさる」「あわ」「あせ」「あな」「あのさぁ」「あまてらす」「あや」「あらっ」「あられ」「さぁ」「しあわせ」「てあて」
ここから、みんなで「あ」にはどんな意味があるのか、イメージがあるのか考察したものを挙げていきます。
・はじまり。
・あかるい気持ちになる。
・花がある。
・鮮明な音。
・広がりやすい音。
・「う」は一番口をすぼめている状態。音が出しやすい(空気の抵抗が起きやすい)↔「あ」。
・自分があって広がっていく。
・「あか」「あかちゃん」からはじまりの感じ(人の血も「あか」)。
「う」を使った感嘆詞を含む単語、列挙された文字を書いていきます。
「うしろ」「うし」「うま」「うさぎ」「うなぎ」「うに」「うみ」「うた」「うえ」「うつ」「うんち」「う」「うかい」「うり」「うば」「うろおぼえ」「うまい」「ありがとう」「おめでとう」「さとう」「うまれる」「うめ」「うかぶ」「うばう」「うる」「うわぎ」「うち」「うっ」「うつわ」「うく」「うちゅう」「くうふく」「あう」
「う」の意味、イメージは
・「あ」→「お」→「う」の順番に口がすぼまっていく。
・しめたくなるような音。
・「う」が「お」に変化する、柔軟な音。
・おわりに使うような音。
・中にはいるイメージ。
・他の音に混ざってはっきりしない音。
・母音だからすべての言葉のはじまり。
・内の空間を見ているような音。
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