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「ちょっとだけ」試して広がった世界【「アウトプット大全」を読んで】

樺沢紫苑さん著書の「アウトプット大全」という本を読みました。
仕事はもちろん、日常生活の役に立てたいと思って手に取ったこの本。
表現力や説明力に自信がなく、雑談するにも引き出しがない…。
どうにかできないもんかと思ったのです。

話す、書く、実践する、説明する、教える。
振り返ってみれば、面倒くさがってこれらのアウトプットを避けていたんですよね。

人と話をしていても、フーンと聞き流したり、話を掘り下げなかったり
自分が好きではないことには、見向きもしない。社会人としてどうなのか。
右から左へ受け流す事だけは一丁前だったと思います。

本によれば、インプットとアウトプットの黄金比は3:7。
当然のことながら、アウトプットなくして、インプットは活かされない。
何冊も本を読んでも、内容を簡潔に説明できる人は意外と少ないようです。

まずい、これは私のことだ。
仕事面でも、分かったつもりになっていることが結構あるし
いざという時にこれ、実践できるのか?とハッとしましたね。

受け流さないでしっかり耳を傾ける

自分のアウトプット不足に反省し、
「人からの提案やおすすめを受け流さずに聞く」
という事から始めてみました。

「聞く」って、インプットじゃん。という感じですが、
私にとっては、そこも大事。人の話をちゃんと聞く。そこからです。
その場をやり過ごしてばかりで、何も覚えていない自分を変える必要がありました。

好奇心が少しでもそそられる事は、実践

聞くことができるようになったら、ようやくアウトプット。
今個人的にはまっている
「オートミール」「スパイス」「YouTube」などは、
人から教えてもらったものが多いということに気づきました。

人の話を聞いて、自分で試したことで確実に興味の幅が広がった!
オートミール の場合は、

「食物繊維が豊富だからって、白米の代わりに食べるにはちょっとねえ…」

という勝手な思い込みがありましたが、
同僚から教えてもらったレシピで中華風雑炊を作ってみたところ、これがとても美味しい!

そこから自分でもレシピを調べたり、スープジャーを買って会社に持って行ったりするようになりました。
同僚との会話も盛り上がり、「これは良い傾向なのでは!?」と感じましたね。

濃いコミュニケーション

人の話をちゃんと聞く→実践する→共有する、フィードバックする
これを繰り返すことで、コミュニケーションが深まったように思います。

ふーん。一本槍だったのが、
会話の中で、相手に質問をしたり、自然な相槌やコメントができるようになった気がするのです。
仕事のお客さんともこんなコミュニケーションが取れるようになりたいなと思っています。

質問されると嬉しいけども…

自分について質問されると、
「お、私に興味を持ってくれているのですか!?」
と嬉しくなります。
みなさんもそうでしょうか。

でも、会話の中で
「この質問って、間を埋めるための社交辞令で、きっと本当に聞きたいわけじゃないだろうな。」
っていうのってなんとなく感じますよね。

私も浅い質問をしがちなので、気をつけなければと思っています。
多分相手には
「ちょっとあんた、それたいして聞きたくないでしょ?」
と、バレていると思いました。

「質問はコミュニケーションの潤滑材」と本にもありましたが、
自分の疑問を解決すると同時に、相手に喜んでもらえる質問をすることを心がけるようになりました。

嫌なものは嫌なのよ

私の中の「アウトプット」の課題はまだまだあるのですが、
とりあえず試すことで少しずつ改善している気がしています。
このnoteもアウトプットのひとつです。

でも、いくらおすすめされても、嫌なものは意地でもやりません。
それこそふーん。です。

心が1ミリも揺さぶられない誘いにのって、結果的に本当に後悔した経験があったので、
視野を広げるためと言って、無理やり「何でもやる」事はしません。
断るのも気をつかいますけどね。

ちなみに、ここで言う心が揺さぶられなかった体験というのは
「ハリネズミカフェ」です。

私がビビっている様子を見た先輩に、
「怖がってたね、連れてきてごめん!」と謝らせてしまう始末。
色んな意味でちゃんと断れば良かったと思いました。

そんなわけで、今回のnoteでは書籍と自分の体験について書いてみました。
このnoteで記憶を共有することも私にとっては大事なアウトプットになっています。

読んでくださった皆さん、ありがとうございました。


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