【呪怨・呪いの家 考察ネタバレ】NETFLIXオリジナル呪怨の感想・過去作品との関連や元ネタ、実話、シーズン2続編は？

　呪怨NETFLIX(ネットフリックスオリジナル)のネタバレや従来の呪怨の元ネタ、実話についての考察。呪怨呪いの家の実在する事件の情報は？実話？そして関連作品や元ネタ、呪怨呪いの家のシーズン2、続編は？つまらない、駄作…との意見も多い、ネトフリオリジナルの呪怨。「伽椰子」や「としお」については日本オリジナルの文化ですが、「呪いの家」をエンターテイメントとして確立したのは他でも無いスティーブン・キングの「シャイニング」ではないでしょうか。さて本題に戻ります。本項目ではNetflixオリジナルの呪怨について、更にOVA版の呪怨の元ネタについての解説や考察等も含みます。はじめに、この記事は一応有料ですが、よかったら課金してください程度です。記事はほぼ無料で読めます。そして複数回の鑑賞をおすすめします。

NETFLIXオリジナルドラマ - 呪怨の考察とは？ネタバレ、元ネタ、実在する事件の情報

世界的に大ヒットした伝説のJホラー、初のドラマ化。Netflixオリジナルシリーズ『呪怨：呪いの家』
フィクションよりも恐ろしいその実話を元に、完全に再現。
この家に憑かれた人々は呪いから逃れる事ができるのか？そしてこの呪いの家で起きた陰惨な事件とは？
Netflixで7月3日より独占配信スタート！

監督：三宅唱 出演：荒川良々　黒島結菜 里々佳　長村航希　岩井堂聖子　井之脇海　テイ龍進　松浦祐也　土村芳　柄本時生　仙道敦子　倉科カナ
脚本：高橋洋、一瀬隆重
エグゼクティブ・プロデューサー：
山口敏功（NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン）
坂本和隆（Netflix）
プロデューサー：一瀬隆重、平田樹彦
音楽：蓜島邦明　撮影：四宮秀俊　照明：永田英則　美術：尾関龍生、録音：小松将人
音響効果：柴崎憲治　編集：深沢佳文　視覚効果：松本肇、特殊造型：スクリーミング マッド ジョージ
情報引用元:https://www.youtube.com/watch?v=d2XuKP0hL-I

NETFLIX版の呪怨は「呪怨」の名前と基本設定のみを利用しているので過去の作品との関連は無い

・ファッションやテレビや新聞で実際に起こっている事件などが報道され、時代を超えて呪いが続いて行く様子などが演出される。
・グロ要素が強めでホラー要素は少なめ
・妊婦に不幸な事が起こる事や薬物投与のシーンなどもあり、暴力的な表現が面白さと比例しないと言う声もある。
※妊娠中の視聴は控えた方がいい作品との声も…(呪怨に限った話ではありません)

呪怨:「呪いの家」 + 実際に起った猟奇的殺人事件 = ネットフリックス版の呪怨

簡単に呪怨ネットフリックス版のレビューをすると呪怨:「呪いの家」 + 実際に起った猟奇的殺人事件 = ネットフリックス版の呪怨…呪怨である必要があったのかな？と言う疑問が湧いて来ます。各々、ホラー映画とサスペンス映画、スプラッター映画等のくくりがあるから面白いのであって、呪怨の設定がぼやけてしまうのがもったいないと感じるポイントでした。

村上龍原作の「オーディエンス」以来の衝撃か？

村上龍原作のオーディション(1999年公開の日本映画)と言う作品では「生きたままの拷問」や「薬物を使った拷問」などが映画の中でふんだんに取り入れられ、現在に至るまで20年近くも愛され続けています。
※ジャンルはスプラッター映画、サスペンス映画です。

冷たい熱帯魚、愛なき森で叫べ(Netflixオリジナル)と園子温監督をはじめ、残虐な演出の映画は日本映画でも少なくありません

園子温監督作品では「グロテスク」と「カタルシス」が比例する事が多いです。「なんだこりゃ、つまんないな」と言う洋画で言うつまらないゾンビ映画を見たと言う現象が少ない、と言えばわかりやすいでしょうか。
※感性は人それぞれなので、一概に「ラビット・ホラー」や「戦慄迷宮」や「貞子3D」を否定するわけではありません。

例えば園子温監督作品であれば、実話ベースだとしても面白さや、実話を調べて比較して見ようと言う気持ちになったり、何度も見たい「愛のざわめき」、月に一度は「地獄でなぜ悪い」と言う現象が起きます。

呪怨ネットフリックス・ドラマ版では名古屋妊婦切り裂き殺人事件など、実際に起こった猟奇的殺人事件を下敷きにした演出などがある

※猟奇的な表現があるのでご注意ください。

妊娠中の女性のお腹から胎児を取り出しに黒電話を入れる等と言った実際にあった殺人事件などが作品中でビジュアルで表現されているのが問題にならないのがネットフリックスオリジナルの強みなのかもしれません。ムカデ人間やホステルやミッドサマーなどの海外映画はグロテスクな表現はノーブレーキで行います。しかしながら日本映画はそういった事が少ないように感じます。

呪怨:佐伯伽椰子と佐伯俊雄の活躍が描かれた伝説の作品は以下の通りです
※海外版呪怨含む

呪怨 OVA版 2000年

ユースケサンタマリアが出演している全ての始まりの作品です。画質が荒いのがネックですが、ホラーファンなら見ても良いと思います。予算も少ないので荒削りなところが多いのですが、それを含めて怖いですね。

呪怨 OVA版2 2000年

呪怨OVA版からの直結する続編です。これを見ないと、「映画:呪怨」が意味わからない感じになるので、呪怨OVA版と呪怨OVA版2は絶対に見たほうがいいです。逆に見ると何度もみるはめになり、余計怖くなります。

呪怨 2003年1月25日公開

OVA版呪怨1,2の続編です。呪怨ハウスに関わった全ての人間に等しく、伽椰子が時空を超えて殺戮を繰り返す、と言うホラー映画の金字塔です。ジョジョの奇妙な冒険のスタンドで言えば自動追尾型のスタンドですね。

呪怨2 2003年1月25日公開

映画:呪怨の続編。もっと言えば、OVA版呪怨1,2の完結編。ラストで、伽椰子が受肉すると言う映画ですがいままでの呪怨とは異なり伽椰子の行動に一貫性がなくなる部分があるので「なんかこれじゃない」が発生し始める作品です。

貞子vs伽椰子 2016年

貞子vs伽椰子は最高に面白いです。フレディvsジェイソンを楽しめる人なら絶対に面白いです。主題歌の「地獄のシャナナ」までぶっ続けで気付いたらエンディングになると言う理屈抜きのエンターテイメント作品です。リングの良さと呪怨の良さと「安藤政信」と言う俳優を上手に起用した作品。もっと評価されるべきです。

 呪怨 終わりの始まり2014年

呪怨 終わりの始まり、呪怨 ザ・ファイナルは完全焼き直し作品です。
劣化版呪怨と言う人も居ますが好みは人それぞれです。多くは言いませんが、過去の呪怨で満足している人は特に気合をいれて見る必要はないかもしれません。
しかしながらガラケーをスマートフォンにして恐怖を少し弱くしないと現代版にならないと思った方が良いかもしれません。
ドーン・オブ・ザ・デッド1978とドーン・オブ・ザ・デッド2004くらい違うと言えばホラー映画、ゾンビ映画ファンに理解してもらえると思いました。

呪怨 -ザ・ファイナル-2015年

前述の通り、呪怨 -ザ・ファイナル-は平成後半版の呪怨です。完全に今までの呪怨の焼き直しなので見なくてもいいです。と言う人も多いですが、サムネイルがとりあえず怖いですね。

呪怨 黒い少女 2009

呪怨本作とは関連がありませんが、一部で 俊雄と伽椰子の出演があるので、面白い部分はあります。個人的には白い老婆よりも怖いです。

呪怨 白い老婆 2009

呪怨本作とは関連がありませんが、笑えるシーンも多いので箸休めで見るには最適です。

海外 呪怨３部作:THE JUON/呪怨 、呪怨 パンデミック - 『THE JUON/呪怨』、呪怨 ザ・グラッジ3について

『THE JUON/呪怨』（The Grudge） 2004年

OVA版と劇場版１の内容が混ざっていいとこ取りでキャストがアメリカ人です。舞台が日本で被害者の半分が海外。ちょっと不思議な呪怨ですが、わかりやすいハリウッド版の呪怨です。ハリウッド版のリングは舞台がアメリカですが、呪怨はパート１の舞台が日本と言う不思議な感じです。

呪怨 パンデミック - The Grudge 2 2006

前作と打って変わり、舞台はシカゴ…呪怨の呪いは国境を超えて起こります。普通にホラー映画として見て面白い出来になっているので是非どうぞ。

呪怨 - The Grudge 3 2009

『呪怨』シリーズのハリウッド版 第3弾です。元々は映画として作られたそうですが、日米共に「ビデオスルー」です。今で言えば配信作品。時代が違えば名作になっていたかもしれません。今ネットフリックスオリジナルで公開されている「呪いの家」よりかは面白いと個人的には思いました。
サムネイルにもある通り「伽椰子の姉」が登場します。内容気になりませんか？

呪怨の元ネタって？本当にあった事件なの？