ブランドデザイナーA

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ブランドデザイナーA

ブランドデザイナー。また、東京の変化の兆しを洞察し、記録していくPinDropTokyo(https://www.pindroptokyo.com/)の運営をしています。noteでは、その蓄積された洞察を元に、これからの時代のブランドのつくり方を紹介していきます。

マガジン

  • 個人の好きをブランドにするはじめの一歩

    自分の好きなことをブランドにするときに、まず最初に「考えるべきこと」「すべきこと」「気をつけるべきこと」をコラム形式で分かりやすく紹介してきます。

  • ブランド・レシピ

    誰でも自分のブランドを持つことができる時代だからこそのブランドのつくり方を、レシピ形式で順を追って紹介していきます。

最近の記事

個人の好きをブランドにする“はじめの一歩“Vol.6

今回は、『ブランディングは必修科目』というテーマで話をしたいと思います。 これからはきっと“自分のブランドを持つ”ことが必須の時代になります。 それは、いまが『個の時代』だからというわけではありません。また、みんな自分のブランドを持ってお金稼ぎしましょうという話ではありません。 キングコングの西野さん曰く、これからは『集落の時代』です。 この考えに則って今回は考えてみたいと思います。 (ちなみに僕はオンラインサロンのメンバーというわけではないので、細かい解釈は間違

    • 個人の好きをブランドにする“はじめの一歩”Vol.5

      今回も前回の記事に引き続き、個人が“自分の好きなこと”でブランドをつくるときにまず最初に考えておくべきことについて話をしたいと思います。 今回は、『それはD2Cブランドではない』というテーマで話していきたいと思います。 最近ではもはやブランドづくりのトレンドワードとなった「D2C」。最近では、「自分もD2Cブランドをつくりたい」や「あなたのD2Cブランドづくりをサポートします」という話を聞くこともしばしばです。 しかし、よくよく話を中身を聞いてみると、それは「D2C

      • 個人の好きをブランドにする“はじめの一歩”Vol.4

        今回も前回の記事に引き続き、個人が“自分の好きなこと”でブランドをつくるときにまず最初に考えておくべきことについて話をしたいと思います。 今回は、これからのブランドづくりは『リアルは使い方が命』というテーマで話していきます。 ブランドをつくるときにお店など“リアルな場所”を固定で持つことは、「大きなリスクを伴うだけでなく、本当にすべきことの足かせにもなるので、最初のうちは避けるべきだ」というのは『投資を最小化せよ』の記事でお話しした通りです。 リアルな場所を持つ

        • 個人の好きをブランドにする“はじめの一歩“Vol.3

          今回も前回の記事に引き続き、個人が“自分の好きなこと”でブランドをつくるときにまず最初に考えておくべきことについて話をしたいと思います。 今回は、これからのブランドづくりは『ローカライズが生命線』というテーマで話していきます。 ローカライズとは「ローカルにする」という意味で、つまり地方的、地域的にするということです。これはご存知グローバル化に逆行する発想ですが、実はこの考え方がこれからの時代のブランドづくりの成功の鍵を握っています。 しかも、小規模な“個人”のブラン

        個人の好きをブランドにする“はじめの一歩“Vol.6

        マガジン

        • 個人の好きをブランドにするはじめの一歩
          6本
        • ブランド・レシピ
          2本

        記事

          「たなかいも」に見るブランドづくりの秘訣

          今朝、何気なくテレビをつけて朝食を食べていたら「たなかいも」という気になるワードが耳に入ってきました。 この「たなかいも」いったい何かと言うと、名前の通り“石焼き芋屋さん”なんですが、実は去年引退した人気ミュージシャン「ぼくのりりっくぼうよみ」さんが「たなか」という名前に改名して立ち上げたブランドのようです。 アーティストとしての彼についてよく知っている訳ではないけど、「おもしろそう」と思ってしばらく見ていました。すると、これからの時代のブランドづくりのヒントがたくさん詰

          「たなかいも」に見るブランドづくりの秘訣

          個人の好きをブランドにする“はじめの一歩“Vol.2

          今回も前回の記事に引き続き、個人が“自分の好きなこと”でブランドをつくるときにまず最初に考えておくべきことについて話をしたいと思います。 ブランドづくりをするとき、最初にやることは自分のブランドの『カテゴリー』を決めることです。カテゴリーを決めるとは、すなわち料理でいうところのメニューを決めることと同じです。これからつくるメニューがカレーなのか、パスタなのか、ラーメンなのか、どれに属するのかを決めるということです。 この辺りのブランドづくりの手順については、Brand

          個人の好きをブランドにする“はじめの一歩“Vol.2

          個人の好きをブランドにする“はじめの一歩”Vol.1

          好きをブランドにする。そんな想いを持つ人も少なくないと思います。ITの進化によって誰でも情報発信できるようになり、個人がブランドを持てるようになった今、その傾向はより強くなっていると思います。 その中でも、特に多いのがYoutuberやインスタグラマーなど「個人をそのものをブランドにする」という人たちだと思います。なぜ、この人たちが多いかというと、始めやすいからです。PCがあれば、いやスマホひとつあれば誰でも始めることができるからです。 しかし、モノをブランドに、サービス

          個人の好きをブランドにする“はじめの一歩”Vol.1

          PinDropTokyoについて

          僕は普段ブランドデザインを本業とする傍、PinDropTokyoというサイトを運営しています。このサイトがどんなサイトなのかをざっくりと言うと、『技術革新、経済変動そして社会変化の過渡期にあるこの時代に、それに順応しながら変化しようとする“次の東京”の住み方、働き方、遊び方などを予感させてくれるスポットを取り上げて紹介していく』サイトです。 そんな次の東京の姿を予感させてくれるスポットを『ネクスト・ランドマーク』と僕は呼んでいて、そのネクスト・ランドマークのピンを地図に落と

          PinDropTokyoについて

          ブランド・レシピ Part.1(下ごしらえ編)

          ブランド・レシピとは、誰でも自分のブランドを持てるようになったこれからの時代のブランドづくりの手順を案内していく記事です。 本編は、前回のPart.0の記事にもとづいて『下ごしらえ編』『調理編』『継ぎ足し編』の3つのパートで構成していきます。各パートにつきコーヒー1杯分にお金を払うくらいの感覚で読んでもらいたいという思いから、スタバのコーヒー(Tall)の1杯の値段を調べて、各パート360円としました。 ※本編を読む前に、まずはPart.0(無料)に目を通すことをおすすめ

          ブランド・レシピ Part.1(下ごしらえ編)

          ブランド・レシピ Part.0(これからの時代のブランドのつくり方)

          “自分のブランドをつくる”。誰でも一度は、そんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。「モノをつくって売りたい」「お店を持ちたい」「自分が有名になりたい」これらは、すべて自分のブランドをつくるということです。 この記事は、そういった想いは持っているけど「経験がない」「はじめ方が分からない」「必要資金が分からない」と足ぶみしている人でも自分のブランド持つことができるようになることを目指した入門書です。『レシピ』というタイトルにもあるように、はじめてでもこれを見るだけでつ

          ブランド・レシピ Part.0(これからの時代のブランドのつくり方)