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週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔

#272 「福島県にある『道の駅ひらた』のハバネロ商品が話題に!目指すは、日本一辛い村??」の巻 編集後記

東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。
編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。
このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話をお届けします。

写真満載の全編はコチラから読めます。

編集後記

今日は「福島県にある『道の駅ひらた』のハバネロ商品が話題に!目指すは、日本一辛い村??」というトピックスでお届けしました。それだけ商品があるのは福島県平田村とはハバネロが特産なのでしょうか?「道の駅ひらた」の駅長、高野哲也さんにお話しを伺ってみました。

「とんでもない。特産品でも昔から作っている伝統野菜でもありません。」

では何がきっかけだったのでしょう?

「東日本大震災とそれに続く原発事故の後、福島県は実害とともにすさまじい風評被害に襲われました。ここ平田村は風上に位置しており比較的軽い害でした。この道の駅の直売所でも農家さんが出荷した野菜や加工品の7割8割が売れ残るというひどい状況でした。そんな中、一人のばっぱがハバネロを作ってみようと考えたんです。」

ばっぱとは?

「おばあさんのことですね。ハバネロは見た目がすごくかわいらしいく、色も緑から黄色、オレンジへと変わっていくし『これなら風評に勝てっかもしんねえ』と一人のばっぱが勘違いしました。

イメージだと小さくて可愛らしい。

「でも唐辛子をはるかに上回る激辛だとは知らなかった。まあ、勘違いから作り始めちゃったわけですね。そのとき偶然他に二人のばっぱもこれに取り組み始めてしまいました。私はそれを知らなかったので、その年の8月末ごろ出荷が始まったハバネロを見て『なんでこんなにハバネロが出荷されるんだ!?』と不思議だったんです。珍しいと言えば珍しい野菜ですが、あまりの辛さにリピーターがいなくて、山のように売れ残りました。『なじょすっぺ』という農家さんの声に『何でこんなもの作ったんだ?』と喉元まで出かかったけど言えません。『よし、全部道の駅ひらたで買うから持ってきて!』と大見えを切ってしまいました。

全部買い取ってしまった!ばっぱちゃんたちのために!

「そうです。そこでハバネロを原料にして商品づくりを始めたんです。いわば勘違いと偶然から生まれたようなものです。」

そうだったのですか…

「当時はこんなことになるとは思わなかったです。」

ばっぱちゃんたちの作ろうという意欲・エネルギーを大切にしたかった。

「それは大事にしたかったことですね。」

全編を読むには、コチラの番組公式ホームページ
Radikoでもオンエアから一週間は聴くことができます。


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