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短編・コント

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コントをやりながら、自然と社会を感じていきます。わかりやすく会話を中心にしているので、気楽な気分で読んでください。
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#短編

ゼロ度の覇権 いいこと、してますね

( 先日、 「鹿児島県警のトップである本部長が署員の不祥事を隠蔽したこと」に批判した前生活…

栄太郎
12日前
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ゼロ度の覇権 「飛ぶのが怖い」 旧メディア VS 新興メディア

 いまではすっかり為政者の茶坊主になってしまった旧メディアのテレビと新聞、対する何かと粗…

栄太郎
2週間前
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短編 世界の起源、始めの文学

 1.  フランス語を読めるようになったら、なんだか英語を読むのが虚しくなって、いっちょ前…

栄太郎
3週間前
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 作家残酷物語 わかんないだろうな

ひともと銀杏葉は枯れて 庭を埋めて散りしけば 冬の試験も近づきぬ 一句も解けずフランス語 …

栄太郎
1か月前
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 作家残酷物語 これでいいんだ

 以前は、 軟派でヤンキーかぶれる少年少女は、成り上がりでホラ吹きミュージシャンに憧れ、…

栄太郎
2か月前
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短編 おさい銭がチャリンとなれば、アズ スーン アズ

 若い頃、ボクの親戚の人はアメリカに住んでいて、夢も英語で話していたのに、いまはまったく…

栄太郎
2か月前
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 作家残酷物語 作家志望の男

 最近小説を書き始めたMのW大の後輩で、作家志望の男がいた、 まだ三年生、留年してでも作家の糸口を見つけようとしていた あるとき、ふと受験のとき習った、文学の奥義が浮かんだ 不易流行 なかなかいいフレーズだ、確か松尾芭蕉の言葉だったかな、うまいこと言うよ 永遠なるものと常に変化する流行、ヘーゲル的にアウフヘーベンする止揚かな でも頭の中でうまく述べても、この男、どこの地方出身かわからないけど、ハ行、ハヒフヘホをうまくしゃべれなかった、ファフィフュフェフォ、うん、うまく

短編、ゼロ度の覇権 明智十兵衛光慶「国々は猶 のどかなるころ」

 王朝期の藤原朝の教養人にとって、和歌はひとつの嗜みであった、貴族生活を反映して、恋愛の…

栄太郎
3か月前
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短編、ゼロ度の覇権 工学博士の武田邦彦です、選挙にも出ました

“ いまワタクシ、タイにいます。 愛する二人には言葉はいらない、 でも大阪のおばちゃんには…

栄太郎
3か月前
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短編、ゼロ度の覇権 怒ったぞ

* 江戸っ子は三代 偏差値の低い、成りあがった貧乏人や田舎もんは、三代で上流階級のみなさん…

栄太郎
3か月前
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短編、ゼロ度の覇権3 いままでのツケがまわったのか

3.「心の中は」  いままでのツケがまわったのか、 クラシックでも文学でも、 せっかく先輩た…

栄太郎
4か月前
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短編、「ゼロ度の覇権」 亡びていくものはかくのごときか、昼夜をわかたず

1. “ 人は高められたいとき、上を仰ぎみる。 けれどもいま、わたしは高みにいるので見おろす…

栄太郎
4か月前
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「短編」ダメだ、こりゃ。

 文壇があった頃の話、「君たちは」  とかく新聞社やテレビ局を辞めた途端に、新聞テレビな…

栄太郎
4か月前
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「短編の後編」 雨は、二人には降らない 

 街灯は夜霧にぬれるためにある  白泉  ( … ワープ完了 )  3.  やっぱり政治家になって、 いまの現状を変えなければいけないと小林は感じた。  そうはいっても日本の政治家たち、高校はびりっけつの成績なのに、なぜか大学はアメリカのハーバード、コロンビア出身。これもなにかのための待遇、将来の大臣候補のためのご用心なのか。  でも安心。  中国でも同じだった。中国革命の第一世代の子供は、親の苦労は知っても孫は生まれたときから、恵まれた裕福な生活とブルジョワ的で苦