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短編・コント

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コントをやりながら、自然と社会を感じていきます。わかりやすく会話を中心にしているので、気楽な気分で読んでください。
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記事一覧

新しく、飛びたつ文学のために

 人間の解放と自由の段階には、どうやら三段階あるらしい。 食べて生活していく政治経済、つ…

栄太郎
3週間前
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ゼロ度の覇権 いいこと、してますね

( 先日、 「鹿児島県警のトップである本部長が署員の不祥事を隠蔽したこと」に批判した前生活…

栄太郎
1か月前
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ゼロ度の覇権 「飛ぶのが怖い」 旧メディア VS 新興メディア

 いまではすっかり為政者の茶坊主になってしまった旧メディアのテレビと新聞、対する何かと粗…

栄太郎
1か月前
30

短編 世界の起源、始めの文学

 1.  フランス語を読めるようになったら、なんだか英語を読むのが虚しくなって、いっちょ前…

栄太郎
1か月前
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詩 サラリーがひといち倍もらえて、安心ね

* 水平線、上げると+、押せばー プラスとマイナス 独裁者がいれば悲惨な人々、金持ちが出てく…

栄太郎
2か月前
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詩 歌を忘れたカナリアは、どうしましょう

* 世界には いつも最後にはおなじみのマルクス主義、毛沢東で終わるようなフレーズで飾り、な…

栄太郎
2か月前
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 作家残酷物語 わかんないだろうな

ひともと銀杏葉は枯れて 庭を埋めて散りしけば 冬の試験も近づきぬ 一句も解けずフランス語 若き二十のころなれや 六年がほどはかよひしも 酒、歌、煙草、また女 外に学びしこともなし 酒、歌、煙草、また女       ----三田の学生時代を唄へる歌                佐藤春夫  モラルとか政治はいつも、もっともらしい装いをしてやってくる。  日ごろ、政治がくだらないといっている作家や芸術家が、いざ政治が混迷したら、決まりきって政府に同調するのは歴史の掟です。

詩 鏡のなかのぼくは、どんな顔

 詩に寄せて  いま現在 政治家と作家などの文化人がアメリカに従僕しているのは、強い者に…

栄太郎
3か月前
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 作家残酷物語 これでいいんだ

 以前は、 軟派でヤンキーかぶれる少年少女は、成り上がりでホラ吹きミュージシャンに憧れ、…

栄太郎
3か月前
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短編 おさい銭がチャリンとなれば、アズ スーン アズ

 若い頃、ボクの親戚の人はアメリカに住んでいて、夢も英語で話していたのに、いまはまったく…

栄太郎
3か月前
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 作家残酷物語 作家志望の男

 最近小説を書き始めたMのW大の後輩で、作家志望の男がいた、 まだ三年生、留年してでも作家…

栄太郎
4か月前
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短編、ゼロ度の覇権 明智十兵衛光慶「国々は猶 のどかなるころ」

 王朝期の藤原朝の教養人にとって、和歌はひとつの嗜みであった、貴族生活を反映して、恋愛の…

栄太郎
4か月前
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短編、ゼロ度の覇権 工学博士の武田邦彦です、選挙にも出ました

“ いまワタクシ、タイにいます。 愛する二人には言葉はいらない、 でも大阪のおばちゃんには…

栄太郎
4か月前
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短編、ゼロ度の覇権 怒ったぞ

* 江戸っ子は三代 偏差値の低い、成りあがった貧乏人や田舎もんは、三代で上流階級のみなさんになります  ご存じの通り、 明治維新は虐げられた低い身分の出身が多かった、 遡れば、藤原氏の王朝も蘇我氏などの名門を打ち破って成り上がっていき、 やがて傲慢になって、アゴで使っていた武士の反感を買い舞台から下りていった 恵まれた生活の中で安住しているのに、 何が悲しくて、 当時の自分たちが仕切っている時代体制の王朝や幕府を倒そうとするだろうか、新しい創造性が湧くだろうか、 出てこな