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DX時代のローコード開発、ノーコード開発がもたらす未来

DXってそもそも何?

DXとは「デジタルトランスフォーメンション」のことで、これはもともとスウェーデンのエリック・ストルターマン教授が提唱した、「われわれ人間の生活に何らかの影響を与え、進化し続けるテクノロジーであり、その結果、人々の生活をより良い方向に変化させる」という概念です。抽象的なので解釈は受け手によって様々です。そしてここ最近この「DX」という言葉が当然のようにビジネスで出てくるのは、2018年12月、経済産業省より発行された「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」の影響だと考えています。そしてここでは以下のように定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること     (引用:「DX 推進指標」とそのガイダンス 経済産業省)
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf

要するにスピード感を持って、ITを駆使しないと時代の変化には対応できないんだぞ。今までみたいなスピード感では競争に負けるぞ。言ったからな。競争に負けても泣きつくなよ。ってことだと解釈してます。では、スピード感が今まで無かったのかって感じですが、なんらかのITシステムを構築する際には多くの企業がSIerに頼むのが当たり前の時代でした。

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使う人と作る人がバラバラだとどうなる?

そうすると、使う人と作る人がバラバラになるわけです。
何が起きるか想像がつくかと思いますが、使う人が作る人に色々お願いが発生するわけで、お願いごとをして、認識を詰めていくのに時間がかかるのに、出てきたものが思っていたものと違う、再度調整といった際にはさらに時間がかかる。
「あれ?このシステム、今更できあがっても競合他社はもっといいものを使っているね。よし改修を加えよう」
そして、また時間がかかるわけです。

そんな課題を解決できるツールがローコード、ノーコード開発ツール

では、使う人が作ればいいとい考えが出てくるわけです。
そこで登場するのがローコード開発、ノーコード開発ツールです。これらは少しのITに関する知識さえ持っておれば、あとはツールを使いこなすだけでスピーディーにITシステムを作ることができます。ExcelやAccessのような位置付けで業務システムや業務向け便利ツールを現場主導でスピーディーに作り上げていくことが可能です。さらにDX時代ではITシステムは常時見直す必要があります。使う人たちが開発しているのですぐに改修できるわけです。
そうするとビジネスに切っても切り離せ無いITのノウハウも自社にたまり、よりビジネスを加速させることができます。

上手にSIerと付き合ってDX時代を乗り切る

もちろん全てを使う人が作ることができれば理想なのかもしれませんが、大規模システムを自社で作るにはシステムのノウハウや体力が無いこともあります。そんな時は業務に大きなインパクトを与えるUI部分については自社で作り、バックエンドはSIerに依頼することや、ローコード、ノーコード開発ツールを使ってプロトタイプを作成し、その後にSIerへの依頼など、全体をみて効率よく進めることが大事です。
よって、自社のリソースとITリテラシー、リスクを考え最適なシステム開発と運用がDX時代には必要です。

モバイルアプリのノーコード開発ツール

では、どんなローコード、ノーコード開発ツールがそれぞれの企業にあっているのかということですが、ここは各企業のITへの知識や技術、そしてDB、UI、利用シーンによって様々です。もちろんローコード、ノーコードツールを様々組み合わせて利用することはできます。ここでモバイルアプリに特化し、ノーコード開発ツールであるUnifinity(ユニフィニティー)を紹介します。
Unifintiyは画面の作成やモバイルならではの処理、端末内のテーブルを一切ソースコードを書かずにアプリの作成が可能な国産のノーコード開発ツールです。製品としての特徴は1ソースでiOS、Android、Windowsで動き、かつバージョンの影響を一切受けません。その他、モバイルアプリの運用に関する手間を大幅に軽減する仕組みがあります。
もちろん他のローコード、ノーコード開発ツールや既存のシステムと組み合わすことで様々な業務システムを構築することができます。
▼▼▼ユニフィニティーのHPはこちら▼▼▼
https://www.unifinity.co.jp


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