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5分で解説!はじめてのデジタルトランスフォーメーション (めっちゃ簡単に説明しているつもり・・・)

DXについてセミナーをやる予定なので改めてDXの整理をしてみたのでnoteにも書いておきます。
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最近巷で話題なDX。
そもそもDXってなんなんだろうって人はすごく多いと思います。ちょっと前までDXって言えばデラックスでしょう。ダウンタウンDX、マツコデラックス。これを思い浮かべる人向けの記事です。

いつから「DX」が出てきたのか

2004年にスウェーデンの大学教授より発せられた概念です。

「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」

で、だから?って感じですよね。
これ、今となってはITって身近ですが、2004年って皆さんが当たり前のように使っているlineもなければ、そもそもiPhoneだってない時代です。
こんなにも身近にITっていうのが無い時代に言ったんです。予言者か?
なお、2007年にAppleはiPhoneを発売していますし、2011年にlineはサービスを開始しています。

デラックスがデジタルトランスフォーメーションになった日

正直、日本のITは遅れています。技術的に劣っているとかではありません。いろんな問題、しがらみがある結果ではあります。
そこで2018年12月に経済産業省より「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」が発表されました。
でてきましたDX。この時からDXといえばデラックスではなくデジタルトランスフォーメーションを指すことに取って代わりました。
なお、このガイドラインでは以下をDXと定義しています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

20年前の2000年と今を比べると・・・

冒頭に2004年のことを少し書きましたが、まずは2000年頃を知ってください。なお、本記事作成時は2020年です。
2000年はスマートフォンなんかはありません。docomoで言えばmovaの時代です。FOMAですらありません。(若い人は知らんか)
そしてauができた年です。携帯でメールなんかしない時代です。WEBなんかもっての他です。カメラ付きだって無いんですよ。自宅のPCだってADSLが下り8M程度です。また、プレイステーション2の時代です。今はどうでしょう。任天堂スイッチにPS5がそろそろ出るそうです。5Gの時代ですよ。下り10Gですよ。スマートフォンを電話だと思っている人は少なくなりましたね。カメラ持ち歩く人も少ないですよね。財布だって持ち歩かなくていいんです。全部スマホについてます。メール?時代的に使わなくなりましたよね?lineやメッセンジャー、Twitterってとこでしょうか。

DXが必要なふたつの理由

経済産業省が「DX!」って言っているのには大きく2つの理由があります。
ひとつは2000年以前から稼働している業務システムが大量にあることです。前述のことから考えてください。こんなにも身近にITが浸透しているのに、業務システムは2000年よりももっと古いものがまだまだ稼働しているんですよ。やばいですよね。時代に追いついてませんね。
2025年の崖」っていうひとつのキーワードがあります。2025年って日本の大企業が多く導入してきたSAPの基幹システムのサポート終了予定ってこともあったので「2025年の崖」って言われていたのですが、サポートが2027年まで延長されています。
ただ、2025年にはこのままいけば、2000年以前から稼働していた基幹システムが過半数を占めるとも言われています。
もうやっていけませんよね。
そして、もうひとつは、日本が多方面で抱える問題「人材不足」です。2025年には43万人の人材が不足すると言われています。今まで、古いITシステムにマンパワーを足して動かし続けていたのに人も足りないって、もう日本終わっちゃう・・・
諸外国に負けてしまうのです。
勤労、まじめ、努力など日本らしさ、を守るためにマンパワーで頑張って、結果、劣化してしまうなんて。。まさにイノベーションのジレンマです。
なので、ITを中心に様々なことを刷新しましょう!ってことです。いろんなITを活用して時代にあった新しいことを進めて行きましょうっていうのがデラックス、いや、デジタルトランスフォーメーションです。

とにかく否定せずにやってみる

いったい何から手をつけたらいいものなのか。だいたいの企業では悩みます。じゃー古い基幹システムを刷新すればいいか?そんなことではありません。ちょっとそれはリスキーです。まずは「社内のデジタル感度をあげる」ってことが重要です。新しいサービス、面白いサービスは積極的に試してみることが大事です。そのための情報収集ができる人材を選定するのがいいでしょう。おすすめはデジタルネイティブ世代です。変なバイアス無いですし、飲み込みも早いです。自分を含めたおじさんは悔しい限りです。そして皆が「まずは否定しない、とにかくやってみる」ってことも重要ですね。とにかく「風土」を作ることです。

DXの鍵は「プラットフォーム」と「API」

そして、自分たちで何かを作り上げてみるってことです。アイディアです。世の中には多くのプラットフォームがあります。最近話題のノーコードもこれにあたります。非エンジニアだってアイディアを形にできます。もちろんノーコードでなんでもできるわけではありません。そこで便利なのはAPIを提供している様々なサービスです。APIエコノミーということばもあります。無いものは作るのではなく、探して繋げるだけです。なのでプラットフォームとAPIはDXを進めていくときに必ず役立つので頭の片隅にいれておいてください。
補足ですが、もしDX推進部などを作るときに、情報システム部門だけで編成してはダメです。このDXは現場が主導です。

ちょっとプロモーション

Unifinitiy(ユニフィニティー)はモバイルアプリに特化したノーコード開発プラットフォームです。直感的にモバイルアプリを作成でき、様々なサービスやシステムと連携できます。モバイルなので現場のデジタル化に強みを発揮します。

トライアルもできます。ぜひ!!!
お気軽にお申し付けください。

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