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広告の作り方と自分の軸の整え方の共通点。 2週間チャレンジ⑨

デザイン×経営というテーマのセミナーに参加してきました。人気菓子メーカーの会長のお話と、アートディレクターでありながら自身も飲食店を経営している方のお話。私は文章を書く人ですが、もともと企画編集もやっていたので、常々、アイキャッチになる写真やデザインといった視覚部分の重要性は感じていました。なので、アートディレクターの方のお話は特におもしろく、納得のいく内容でした。

インターネットの普及やパソコンの性能があがったことで、「プロ」と呼ばれる人じゃなくてもいろいろなことをクリエイトできる時代になりました。書く人も、デザインする人も、描く人も、撮る人も、企画する人も、音楽を作る人も。しかもチャットGPTの登場で、ますます誰でも「プロっぽく」何でもできるようになりました。それはそれで便利になって、みんなが自由に表現できて、とってもいいことだと思うのだけれど、その一方でやっぱり餅は餅屋、プロの仕事って違うと思うのです。

今日、お話を聞いていて、デザインをしていく過程での考え方や組み立て方が、やっぱり「プロ」は「プロ」なんです。ひらめきもあるだろうけど、ひらめきだけじゃないんです。きちんと、考えて考えて組み立て、作り上げていくんです。だから軸がきちんとある。迷いやブレがない。中途半端じゃない。特に広告の仕事をしている人は、そこの考え方のベースがしっかりあるよなぁと思いました。

なにを偉そうにと思われるかもしれませんが(笑)、今日のお話を聞いてあらためて私も背筋がピンと伸びました。戒めも兼ねて、あえてここに書いています。

そして帰り道、広告を作るとき(ブランドや商品を作るときも含む)の考え方って、なんだか自分という人間と向き合うときにも使えるよなぁ…というか、知らず知らずに使ってるよなぁとぼんやり考えていました。ひらめきも大事にしつつ、やりたいことを明確に具現化していくこと、それをしっかり自分の中に落とし込んでいくこと。これって自分の軸の整え方に近い気がしています。ふむふむ、おもしろいなぁ。

で、今、このテキストを書きながら、以前、「自分の広告を作ってみよう」という簡単な講座を頼まれてやったのを思い出しました。それは、この夏にプレで開催した「自分の言葉で自分のことを書くレッスン」の元にもなっています(一部ね)。自分自身ととことん向き合い、自分のことを知り、自分の言葉で自分のことを書く。それは軸を整えることにつながり、結果、自分をブランディング、自分をプロデュースすることにもつながっていきます。

今日の講演のお話とリンクするなぁと思いながら、11月には「自分の言葉で自分のことを書くレッスン」を本格的に開講しようと思った次第です。本当は今月開講と思っていたのに、ついダラダラ延期させてしまうので、ここで決意表明しておきます。参加したい人いるかなぁ。忘れなければ(笑)、そのうちまた告知します。


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