最近、家訓ワークショップなるものを数人でzoom を利用して何回かオンラインで行っている。 このコロナ禍で家族に対する価値観の変化もあり、仲間とそういった話をするうちに、数年前からリアルで行っていたものを、久しぶりにやってみようという話になった。 家訓は、コロナ禍における環境の変化があっても変わらないもの。しかし、家族を取り巻く外部の環境や、家族それぞれの置かれた状況は変化がある。 そんな中、変わらない家訓と、変化する外部環境や家族内部の環境に整合する、家族の戦略という
1.家訓と行動指針 今回ワークショップを行った家族の大切にしている価値観である家訓は「真」。 家訓の「真」は子どもの名前にも込めた「世の中の真実に向き合う」という意味。家族はサバサバした関係の中にも、「家族写真」や「焼肉」といったキーワードが出てくるところが興味深かったです。 その行動に秘められた何かがあるのではないかと、もやもやする中で対話が深まりました。 そして、直近3ヶ月の行動指針の3つを対話の中で決めました。 ①逃げずに真に対して大切なものを対話しあう 以前
今日は、いい夫婦の日ですね。そんな日に紹介したくなる共感する家訓に出会いました。紹介の許可を得たので一部を紹介します。 仕事も子育てもバリバリこなす女性の方で、こんな危機的状況で家訓なんて考えられないと言いながらも、夫婦や家族に対する思いが溢れ出て、一緒に家訓と行動指針を創ることができました。 家訓は「平和」。 平和を導く人になってほしいとの思い。 子どもの名前に込めた平和への願いや、広島、長崎などの平和記念館巡りなどのエピソードや行動は、思いの強さを感じました。 価値
今日も素敵な家訓と家族に出会いました。 公表に許可いただいたので、一部紹介します。 その家の家訓は、「杜」。 人々が協力し合って草木を育てて長く時間をかけて創る森のように、家族を育みたいとのこと。 その家訓を支える価値観は、 「公平性、ありのまま、尊重」 お互いバリバリ仕事をする中で、子育てにおける夫婦のフェアな関係性を感じさせるエピソードを聞いて、感動しました。 そんな家族のこれから3ヶ月の行動指針として、 ①家族から社会への広がりを大切にする ②家族それぞれの枝
ある家族の家訓に感動したので、その方にOKをいただき、一部エッセンスを紹介してみたいと思います。 その家の家訓は「自由」でした。 ビジョンとしては、「心に正直に生きていく」を大切に考えているとのことでした。 そのために、家族の行動を3つ考えました。 一つ目は、親が挑戦すること。 親が行動で子どもに背中を見せることを大切にされてました。確かに子どもではなく、自分であればコントロールできます。 二つ目は、それぞれの世界を磨き、尊重すること。 アニメでもオタクでも没頭
VRコミニュティの仲間4人とVR環境で家訓ワークショップを行ってみました。 やってみて、意外な発見が3つありました! 1.恥ずかしがらずに本音で話せる 顔を合わせず、アバターを使って自分の家の家訓をプレゼン資料をもとに話すので、いつもより客観的に話が出来て、お互いに、いつもなら恥ずかしがる言葉も素直に話せました。 2.ワイガヤ感が出る それぞれのアバターが自分の好きな角度や画面の近さや大きさで見ることが出来て、エモートを使って笑ったり、飛んだり、チャットでコメン
家訓ワークショップを深めるきっかけとなった原体験がある。 8年前、妻が長女を出産する時、血圧が190を超え、血小板が急激に減少する病気になり、母子ともに危険な状態となった。 仕事や友人中心の生活であった自分にとって、家族は代わりの効かないかけがえのない大切な存在であることを目の当たりにした。 心の余裕もなく、何をよりどころにするか不安な中、当時6歳だった長男がよく協力してくれて、本当に助けられた。 1ヶ月の面会謝絶後、母子ともに元気な姿で帰ってきた時は、本当にうれしか