家訓ワークショップ 原体験
家訓ワークショップを深めるきっかけとなった原体験がある。
8年前、妻が長女を出産する時、血圧が190を超え、血小板が急激に減少する病気になり、母子ともに危険な状態となった。
仕事や友人中心の生活であった自分にとって、家族は代わりの効かないかけがえのない大切な存在であることを目の当たりにした。
心の余裕もなく、何をよりどころにするか不安な中、当時6歳だった長男がよく協力してくれて、本当に助けられた。
1ヶ月の面会謝絶後、母子ともに元気な姿で帰ってきた時は、本当にうれしかった。
そして、平穏な時に、何か起こった時に、家族の軸となる方向性や価値観を話し合っておこうと決めた。
そこで出来たのが我が家の家訓。この家訓は変わらないが、環境はこのコロナ禍でどんどん変わっているので、家族としての具体的な戦略や行動指針は半年毎に少しずつ変えている。
家訓である「謙虚」が夫婦共通の価値観。
「実れば実るほど、頭を垂れる稲穂かな」の精神で、それぞれが自立し、成長しながらも、奢らず、お互いを尊重し合いながら行動していくことを目指す。
そして、謙虚でありつつ、大らかさを持ち、今ここを感じる幸せ感度を高め、自立して生き残るたくましさを、ビジョンとしている。
家族の戦略としては、挨拶と感謝の言葉、友人・親・家族との時間、自然に触れることを習慣化している。
他に、どういった割合でどこにお金を使うか、家族の家事分担、お互いの仕事や趣味の尊重なども、共有している。
まだまだ、出来ていないことの方が多い。
家族とたまにはこういったことを話し、元々持っている家族の大切にしているものを見える化するための、この対話するプロセスそものもが最大の価値かもしれない。
オンライン家訓ワークショップ、1時間無料体験実施中。以下のサイトから予約できます。 https://kakunworkshop.studio.site/ お名前とメールアドレスをいただければ、ご連絡します。