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ビジネスの共通言語、決算書とはなにか?

こんにちはとくです。

母親が最近また新しいチャレンジをしたので、負けてられないなと思う今日この頃の私です。

さて早速今日のお題である、決算書について書いていきたいと思います。

大まかに今日は二つの項目で進めていきます。

① 決算書は何のためにあるのか
② 決算書の種類とそれらが何を表しているのか。


決算書とは

決算書と言われて、聞いたことはあるけどいまいちピンとこない方も多くいると思います。

決算書は端的に言えば、企業の中身を書面にしたものです。

企業の中身と一口に言っても様々です。この説明は次項で行います。

この書面は、株主から銀行員、一般の方も目にすることができます。また、これらの人の為に作られています。

作成する理由は、ステークホルダー(利害関係者)が被害を受けるのを防ぐ為に発行します。

上場企業はこの決算書を年に一度「有価証券報告書」を、三カ月に一度「四半期報告書」を発行する義務があります。

これらを見れば、事業内容や売り上げ予測などを見ることができます。

非上場企業は、決算書の発行は特定のタイミング(資金調達等)に開示請求されます。なので、上場企業のような、開示義務はありません。

決算書の中身は大きく分けて三つあります。

① 貸借対照表

② 損益計算書

③ キャッシュ・フロー表

これから、この三種の説明を簡単に行います。

決算書の中身

先ほど説明したように、決算書の中身は三種類あります。

貸借対照表(バランスシートとも呼ばれ B/Sと書かれる)・・・財政状況を表したもの。

負債がどれくらいあり、資産がどれくらいあり、現金等の純資産がどれくらい企業が持っているのかをまとめたものです。


損益計算書(プロフィット・ロスステートメント P/L)・・・企業の一年間のなかで、収益と費用とどれくらい利益が出たのかを表したものです。

売り上げを上げる過程で、人件費や売り上げ原価などの費用が発生します。損益計算書にこれらの情報が載っています。


キャッシュフロー表(キャッシュフローステイトメント C/S)・・・「営業活動」、「投資活動」、「財務活動」を通してお金の増減を表したものです。

現金が手元になくて、黒字だけど支払いが出来ないという状況を防ぐ為に作られます。現金がどこにどれくらいあるかは、家計でも大切ですよね。


決算書はそれぞれを組み合わせてみることで、より詳しい情報や、その企業の経営戦略等が見て取れます。今後、投資したり転職を考えている人は見ることをお勧めします。

知れば知るほど面白い!!それが決算書の深いところです。


P.S 決算書は企業を丸裸にしている感じがします。

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