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【うつ病心境】58:If〜家族の存在

とことこてー(とこ)でした。

今回はまぁなんというか…惚気話です。


今回は今まであまり触れてこなかった
うつ病患者に家族がいる/いないで
何がどの面で変わるか

という視点で実体験をもとに考えてみます。

結論から言うと

「支え合うパートナーの存在の大きさ」

実感できました。


1.前提(なにが)

 実体験で考える都合上、以下を前提とします。

【家族あり】

 実際の家族構成(奥さん+子ども1人)、
 生活環境

【家族なし】

 自分の独身一人暮らし時代の生活環境を
 そのまま今の年齢で想定

【うつの発生状況】

 実際に自分が経験した状況で罹患

2.各面での影響比較(どの面で変わるか)

(1) 心理面

 a) 家族あり
  奥さんには心療内科に行く、うつ直前の
  ギブアップ宣言など節目節目で相談
  していました。
  話ができる存在が近くにいてくれる
  ことは非常にありがたいことでした。

  一方で娘の存在は癒しにもなり、
  遊べ攻撃のときは避けたい存在でも
  あり、何とも言えません。

 b) 家族なし
  相談相手がいないことは大きなマイナス
  です。病院に行く決意もできなかったかも。
  もっと追い込まれていた可能性もあります。

  一方で、当時夜に5km前後のジョギングで
  気分転換することはできました。
  勝手に出かけても気まずくないのは
  メリットでした。

(2) 生活面

 a) 家族あり 
  家事関係は普段分担していましたが、
  今は奥さんに任せっきりです。
  おかげでゴミ屋敷化防止と栄養補給、
  入浴は問題なくできています。

 b) 家族なし
  急性期に自炊や掃除、洗濯、ゴミ出し
  などどこまでできていたか。
  足の踏み場もないほど散らかすことは
  自分の中ではあり得ないので、多少
  散らかる程度で収まっていた気がします。

  入浴頻度は減っていたかもしれません。  

(3) 金銭面

 a) 家族あり
  不安障害罹患の1年前にマイホームを
  持ったこともあり、住宅ローンがかさみ
  傷病手当金のみでは足りず貯金を
  切り崩している状況です。
  (他に休業補償もあり)
  今が一番稼ぎ時なのに、もどかしく
  感じています。一部投資は継続中。

 b) 家族なし
  傷病手当金だけでも貯金できていたと
  思います。恐らく金銭面で困ることは
  ないです。
  但し、普段から浪費している場合は
  生活習慣の見直しを迫られる場合が
  あります。
  少しでも貯金があると安心です。


こう整理してみると、2つの点に集約できます。

・奥さん(支えてくれる人)の存在

 心理面、生活面両面でいなかったことを
 考えるとゾッとします。
 本当にこの人が奥さんでよかった。
 感謝しています。
 
 一方で、家族でも関係がよくない場合は
 一人暮らし以上に苦労される面があるのでは
 ないでしょうか。

・大黒柱の一時喪失対策の必要性

 収入面はどうしても落ち込みます。
 節約でカバーできる面もありますが、
 限界はあります。
 万が一の貯金や比較的安全な投資で
 資産を増やすって大事ですね。

 ちなみに、保険は一考の余地ありです。
 保険会社の利益が出るように作られて
 いますから。


ここまで見てきましたが、
特に

「支えてくれる関係良好なパートナーの存在」

が心理面、生活面で大きく助けになることが
わかります。

結婚や子どもの出生が全てではない世の中ですが
支え合う存在の大きさを改めて確認しました。

病気がよくなったら、慰安旅行でも行かないと。

本記事を読んでいただき、感謝申し上げます。


以前の記事は自己紹介記事から参照下さい。

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