タイトルが思い浮かばない。

僕は、辛い思いを沢山しているが、それ以上に楽しい思いをしている。


まずは、覚えている辛い事から挙げてみるか。

小学校時代は、友達の何気ない一言で心に大きな傷を負った。
その一言が本当に自分には効果抜群で、一撃必殺みたいな言葉だった。

中学時代は、野球部のキャプテンを任された。
でも、一つ上の先輩達が市内4連覇という偉業を成し遂げた後のキャプテンだったので、物凄く重荷だった。

それが証拠に練習や試合では、緊張のせいで、お腹が痛くなったり、またある時はチームメイトをまとめられず、そのストレスで原因不明の過呼吸になったり、と散々だった。

高校時代は学校自体に馴染めず、3年間が苦痛でしかなかった。友達もあまり作らず、休み時間はイヤホンで耳を塞ぎ、周りの音を遮断していた。

僕が思い描いていた、「青春」などどこにもなかった。

とにかく毎日、学校に行きたくない、人に会いたくない。そして、人に「僕自身」を見られるのが本当に苦痛だった。

大学時代はそこまで辛い事はなかったが、一時期、人間不信になった。なぜなら、仲の良い友達が陰口を言っていたみたいで、それが僕の耳に周り回って入ってきた。

と、辛い思いをしてきたわけだが、勿論楽しい思いも沢山してきた。

小学校時代は、仲の良い友達と陽が落ちるまで遊び、ラジコンを操作したり、遊戯王でバトルしたり、挙げればきりがない。
雨が降った時は、靴が濡れるのが嫌だからという理由で上履きで帰ってみたり、水溜りにヘッドスライディングをして全身濡れてみたり、道端に落ちてたエロ本を皆んなで眺めたり、と馬鹿なことをよくしていた。

中学時代は部活以外はとにかく楽しくて、友達にも恵まれた。体育祭では、体育委員でクラスを仕切り、そしてリレーの選手になり男女共に声援をもらった。

中1の頃は音楽の授業中に、友達とふざけまくって先生のブラックリストに早々と載ってしまい、テストの点が良くても、成績は5段階中2しかもらえなかった。

(因みに中学時代は、人生一モテていまして、とにかく楽しかったです笑)

高校時代は、何もないけど、一つあげるとしたら野球を腐らず続けられた事。
どんな環境でも続けられた事は自信につながった。

大学時代は、そりゃもう楽しくて堪らなかった。
大学2年までは北海道にいたので、毎日が新鮮で毎日、旅行気分だった。

友達と知床に行き、自然の偉大さを感じたり、宗谷岬に行って最北端制覇じゃーとか言ってみたり、夜は外に出て友達と空を見上げて、星が綺麗だね、と黄昏てみたりと。

もう、物凄く楽しかった。2年間で北海道の観光地は、ほぼ制覇した。行ってないところと言えば、帯広や道東の一部ぐらい。

それぐらい充実した毎日だった。

最近、気がついた事がある。

人は「今」の現状が辛いと感じたら、自分に降りかかる全てが「辛い」と感じてしまう。
確かに「今」は辛いだろう。今が辛ければ、明日も辛いと自然には頭に浮かぶだろう。

でも、思い出してみよう。
その分、楽しい思いますしてきたはず。

だから、僕は今こう考えている。

辛い事は長くは続かない。辛い事は人を成長させる、1つの肥料なのだ、と。
実際、僕にとって「今」は辛い。

しかし、辛いからといって現実から目を背けるのではなく、しっかりと向き合いその「壁」を乗り越えていきたい。

そして、乗り越えた先にはまた「楽しい」事が待っていると、信じて今日も生活していこうと。

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